ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 仕事は今日から忙しくなる予定だったのですが当然の様に前倒しならぬ後ろ倒し、ドミノっちな状態で流れる。故にここ3日全く生産的活動してませんすみませんクズです。飲み会メールを飛ばしていただけの1日。
  • 交代ばんこにやってくるヒマ人の相手をしつつ余りにヒマなので青空文庫で芥川や太宰を読む。カンダタでお馴染みの蜘蛛の糸は初めてきちんと読んだ。だが、横書きの「メモ帳」では、いまいちパッとせず。やはり本は買って読むべきだな。
  • 人間失格を読み始める。何度読んだろうかこれ。窮地に陥ると読んでいる。脳天気に明るくなっても読む。読めば読むほど、俺がそこに居る。陳腐な言い回しだがこの上無く破滅的である。の癖きっと普段はふざけてばっかりだったんじゃないかこの人。実にカブる。俺とよくカブる。
  • 昼飯を辞めたがりと一緒に行く。辞めたい、しか言わない男だ。ほな何がしたいのんと言えば、映画系と答える。全然関係ないやん。やりたいならそっち行けば?どこの会社がこんな歳のオッサンを採用すんねん。知らんがな飛び込めよ。やれやれ。ヌルいのとネガティビティが混在してると喋るのもダル過ぎる。だから嫌なら辞めろお前が選んだ道だ。降りるのは自由だ。あーだこーだ文句タラタラの割に給料が少ないとほざき。だから男は面倒だ。女性も面倒だけど。喋るのが面倒臭いんだもうこういう人間は。
  • あまりに早くメシに出掛けたので時間調整の為にファミマによる。アホが読むっぽい本を手にとって読んでみる。男ならこだわりを持て、とか、女性に媚びるな、みたいな。こだわりねぇ。なんだろうなぁと思いつつ殆ど会話も無く辞めたがり君と会社に戻って、いつも見掛ける同じ会社のメガネブサイクカップルのブサイクな方の男がブサイクな方の女性にいっつも媚びてんの機嫌取るために。その度に心の中で「そんなブサイクに媚びるな」と思うんだけど、それは全く人の勝手です。
  • 客先の人はいつも俺が近付くと変顔で対応してくる。いい大人がこんなんだから僕もここにおれるんだよな。「最近見掛けへんな。何してんの?元気?」。まさか飲み会のメール送ってますとは言えず。やれやれ。
  • シメ日。客先より派遣先に戻り1月どんな事しましたかーってのをパソコンで入力するのだが、それ専用のパソコンの台数が限られていて、ヒマ人君の次に俺が使おうとしたら新人ちゃんが。待ってんのにきゃっきゃきゃっきゃ騒いでるのでリーダーさんが「ほらhope君がキレるよ?hope君がキレるよ?」と新人ちゃんに進言し、気を使う始末(つか当事者同士で解決しろっての)。だからといってそれを聴く訳でもない新人ちゃん。うーん、他人の話を聴かない奴は豆腐の角に頭打って死ねばいいのさ。ワケ分からんのは嫌い。
  • 真っ直ぐ帰ってお母さんと晩ご飯。気乗りがしない。僕が、「狂っていますよ」的な本を渡してからはなんとなく気まずい。俺は堂々としてるけど両親はまぁ微妙っちゃ微妙。父親は元々何もしないし話し掛けても来ないので変化なしっちゃなし。阪急電車の桂駅。昔に桂三枝がローソンかなんかのCMで桂三誌が桂でいらっしゃい!とかアホな事やってたのがこの駅だ(誰が覚えてるねん)。このCMの別バージョンで華原朋美が出てた様な。遠い記憶の底。
  • くいしんぼー山中というステーキハウスに。ワシゃ本格的なステーキハウスなんか入った事無い。洋食屋で食ったりするのが関の山だ。今朝の朝ご飯のくるみチーズパンの値よりゼロが2個多いお値段。肉の刺身が出たり、魚の焼いたのとか、冷製コンソメスープとか。何食っても死ぬ程旨い。ああ、おいしいなぁ、としみじみと感じる事が出来て良かった。肝心のステーキはしろごはんが進み過ぎて困った。米がうまいんだよ!そんじょそこらの米じゃない!いや肉も旨いんだけど。
  • そこのおやっさんがウンチク好きっぽいと言うか、語り出したら止まらなかった。霜降りの肉は病気の肉だ(病気つか不健康にしてムリやりサシを入れてる云々)、から始まってかなり含蓄のあるお言葉を拝聴。そうして母親は時たま相変らずズレた事を言ってはおやっさんの流暢な国会答弁を叩き壊しつつ既に終わった国の臨時国会は遅過ぎた終焉を迎えた。話に合わせている様で合わせ切れていない時の母親の言葉に翻弄される噺家さん達にはいつも気の毒に思う。もうちょっと頭回ってくれたらなぁ、と思うが彼女にはこの程度が関の山だろう。頭の回転周期が遅いのと回転範囲が狭い。自己啓発してくれたらなぁ。
  • こういうおっさんと後日サシで絡んだりするとかなり会話が盛り上がる。分かってるなぁお前!同士の会話程費用対効果が最大になる単語のやり取りは無い。俺はガキの頃からいい大人達と話してきたなぁ、その辺は恵まれてたなぁと思う。同年代はどうしょうもないなぁ、としか思えなかった。それも偏見なんだけどな。ちゃんとしてる奴は、ちゃんとしてる。これだけだ。
  • 帰り道に、「アダルトチルドレンの本を読みました」から始まり、26年間ありがとう、を、言われる。だからどうだと言いたい訳ではないけど、お前等も何%かは噛んでるんだぞ、と伝える。父親役もさせて悪かった、とも言われる。お前は頭がおかしくない、とも言われる。そこはちょっと違う。ズレてんだよな。それでどうなったかってのを説明しないと分からんのだろう。3割ほど戦いは進んだ。もう少し。
  • 割と母親の言う通り生きてきた。妄信的だったとも言える。もう少しで会社を辞めるよ、とも言った。仕事の所為にしてしまえなくするためだ。だがしかし、それでは現状維持だ。妹の事をどうするんだって話だ。簡単に家族を切れる位なら10年以上も悩みやしないのさ〜。人が良いのさ〜♪破滅的なまでに〜♪。
  • やはりお手紙を書かないと。少しでも言わないと進まない。自分の中で。誰の為でもない。俺の。俺自身の。
  • 「だからもっと苦しむべきなんだよ」。声がする。そこまでして。どこまでも。永遠に。貶める。血が噴出す心臓から引きずり出したうたの数々。掌の中、つかまえたうたを見ながら血塗れで笑う。死の寸前。漸近線。永遠に到達する事は無いが限り無く死に近付け。だが死ぬ事はもとい狂う事も許されない。お前は罪を犯し過ぎた。だからもっと苦しむべきなんだよ。そしてふと思う、本当にそうか?
  • 本当は俺もあなたもとっくに解放されて然るべきなんだよ。もう充分過ぎるほど苦しんできた筈じゃないかなぜ終わりにしようとしないんだ。変容が怖いか。己の心の中にある圧倒的な壁をぶっ壊さなければいけない。
  • 帰りの電車の車窓からの雲が素晴らしく綺麗だった。雨上がりの空は美しい。児戯なる幼稚な恋愛を語るクソガキ共が喚き散らす醜悪な声に辟易しつつ空をずっと眺めていた。そして思う。君らのは、虚構だよ。児戯だよ。おままごとだよ。それもこれも、俺と君らの勝手だ。
  • かと言ってこのままの結論は妹を置いて逃げるだけじゃないのか。それ以外に答えが無い。どっちを取るかと言う事だ、等と軽々しく俺以外の人間がほざいたら即座に頭蓋を叩き割る。それ位の問題だ。だがしかし。何もかも捨てて命を賭ける覚悟が持てるものを持っているか?そう問われれば?結局は夢も希望も無い、諦めるしかないいのちなのか?