ねこ
- ねこに教わる。
- 新居の側にノラネーコが住み着いている。昨日なんかちっさいのがずっと俺を見ててなかなかおもてから部屋に入れんかった。萌え死ぬ。ずっとじっとしてて、俺は色々動いてみるんだけどじっと俺の方を見るのね。かわいい。なんてかわいいんだ。来るのが楽しくなってきた。が、エサはやらぬ。
- で、目覚めて、ジミヘンの動画を見て感化されて朝６時位からぺちぺちギターを弾くわけです。窓を開けたら隣の工事現場の柵にそのこねこが。かわいい。ずっと見とるんだ俺を。看取る‥のか？まぁいい、ペチペチ弾く。窓をもうちょっと開けて視界を広げようと思ったらもっと近くに親猫が。でかっ。てか目がこわっ。見るなって。まぁいいかと観客が猫であろうがぺちぺち弾く。途中子猫が柵から落ちそうになってみゃあみゃあとまるでディラン・マッケイの如くみゃあみゃあ親猫に助けを求めるのだが親猫一切無視。俺をずっと見ている。俺は後ろを見ろて言うんだけど、全く持って無視。そんなやりとりがずっと続いてしばらくして親猫と共に、こねこも去っていった。
- ここで親猫に「何があろうと不動の姿勢を保て」と「自分の子供は信頼しろ」という事を学ぶ。たかがそんな事で、こねこが落ちそうな位で演奏を止めるなと言う事だな？深い。さすがノラネーコ。修羅場をくぐって来た者。でもやっぱり、目が怖い。
- ねこに教わる。
