ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 課長が出張でいないから今日はさっさと帰るチャンスの日らしい。社員さんは大変だなぁ。僕はと言えば「もうトシなので節々が痛いのです」で逃げ帰る。
  • 朝母親の体調がよろしくなかったので、作るのめんどいやろ、飯は食ってくる、と言う事にしたので、ラーメンだ。そんな日に限って空模様は怪しくなってくる。負けるか。こんじょだ、こんじょー(カスミン)。懐かしいなこのフレーズ。奴隷のカスミン懐かしい。
  • 阪急電車の各停にわざわざ乗り換えて、正雀駅で降りる。生まれて初めて降りた。家、って感じの駅だ。デパートがある訳でも無い。家だ。薄暗い街並をひたすら歩くとそこにはラーメン屋が。珍龍軒。大阪ラーメンで未だにうまいのに出会った事が無いんだけど、とりあえず。テレビでやってたのでほとぼりが冷めるのを待っての今日。うっざいのよいちげんさんがね。多いししょーもない事くっちゃべってっから食うの遅いし出て行くのも遅いしってな悪循環で店が混むのよね。んで場所は駅から20分程歩いた所にある。薄暗い闇の中をてくてく歩いていると、「本当にあるのか?」ってな気分になってくる。こういう気分は嫌いではない。初めての土地ではヘッドホンを外す事にしている。なんでもない雑踏やらが充分なBGMになるのだ。二度目は無い。初回限定なんだこの感覚は。
  • そうして店に入ると客席で店長らしきオッサンが新聞を読んでいた。あーあって感じで貸切状態なお店でとんこつラーメンを食らう。うん、おいしいよ。麺も良い。チャーシューが「食べる」感じのチャーシューで、飾りみたいに薄く切ってなく、ガシっと食えていい。ただやはり、とんこつは京都に鶴はしという店があるので‥。横綱なんだよあれは。全盛期の貴乃花なんだよ。昨年のバルセロナFCなんだよ。最強。スープではやっぱあれを超えるものは無いかな。
  • てくてく歩いて来た薄暗い道を戻り、駅前のファミマで好物のフライドチキンを買ったら「袋は要りますか?」「のん」「ありがとうございましたー」いやいや手渡せ手渡せ。バーカウンターやないねんからおきっぱにすな。学生はダメやなぁ、とか呟きながらぼけーっとその辺でチキンを立って食う。ああなんて、ファミマのチキンは旨いのだろう。
  • 電車に乗って帰る。電車は色んな人間が居る。鬱陶しい事も、しばしば。
  • 京都に着いて、なんとなく母親にユンケル買ってやろうと思って新京極薬局へ行く。新京極のあの忌まわしき、ネームバリューだけで全く何も安くないまつもときよしのとなりのとなりにある薬局だ。とりあえず一番高いの買ってやろうと思ったら定価4000円のが2000円切る位で買えるという。でもって「ユンケルでいいんすか?他に良いのあるんすけど」って言われるんでハイハイ言うてたら金蛇精?かなんかの高い奴を買う。オマケに妖しげなカプセルも付けてくれた。MDMAじゃないだろうなぁウチの母親ただでさえ頭悪いのによ、なんて思ったり思わなかったりしながら帰る。
  • 家に着いたら母親が寝てやがった。久々に高熱人間が我が家から出た。つっても39度だが。結構なもんか。なんもせんとぼっさーとしとる父親と妹を焚き付けて家の事させる。やれやれ。言われんでも自分でやれよマヌケ低能クソッタレめが。
  • 明日は予定を入れてない。ていうか普通は平日に入れないよな。もう一度絵画展行こうかと思ったが母親がこれじゃな‥。早めに帰ろう。
  • 来週の金曜位に三宮で寿司食べ放題行こうかな。あの店サービスしてくれるし好きなんよ。いい雰囲気だし。