■ - ゆっくりいこう

東福寺から伏見稲荷へ。伏見稲荷で千本鳥居をくぐる。ここは結構神秘的な雰囲気を醸し出す‥いやいや、ウソ。鳥居の一本一本に「奉納」と刻印されており、裏に回ればどこそこの誰それが寄付した、と書いてあるわけだ。要はステータス。伏見稲荷に鳥居がある、と。寄付したったぞ、と。銭汚い「善意」とやらの集合体である。気持ち悪い。

鳥居をくぐり切って、山に入り、鳥羽街道辺りまで北上、そこから山を降りる。てくてく歩いて、東福寺。JRと京阪の踏切が併走しており、運が悪いと開かずの踏切状態になっちゃう所である。それをすり抜け、京都駅へ。

伊勢丹へ。催会場へ行ったらチョコ特集だった。そうか、そんな時期か。チョコなんか要らんのでスルーして、ラーメン小路へ。富山ラーメンとやらが新しく加入するとは聞いていたが、まさか壱八家との交代だったとは！これは地味にショックでかい。あの辺で小奇麗でそれなりに旨いラーメン屋と言えばあそこだったのに。新福菜館とかたまに行きたくなるが器がスープでドボドボなのはなぁ‥（ラーメン鉢を手で持つと全方向どこからであろうが例外なくスープでベトベトになる。これこそが京都の風物詩と捉えるのもアリだ）。まぁ京都で食える、良質の家系ラーメンが減ったって事はそれなりに寂しいもんだ。しかし代わりに入った富山ラーメンって濃口醤油で真っ黒なのな。それって新福行きゃいいやんか‥。また味わいが違うのかもな。しかしここで短命な店は結構良かった店があるので寂しいのだ。過去に卒業になった烈士洵名も結構好意的な意見が多かった気がする。京都駅に用事など全くないので敬遠しがちだが、またちょくちょく通わないといけないかも。ちなみにラーメン小路で一番お得なのは、フードコートでねぎ焼き買ってタダ席に座って食う事である（身もフタも無い）。