ゆっくりいこう

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前座のクソテクノは死ね!

my3732004-01-12

・うわー、心の準備が。やたら気だけ焦りぬるくなるカルビをかっ喰らう。余計に気分が悪くなる。麺を喰らう。旨い旨い。こってり最高。うん旨い旨い。その間にカルビは更に冷めて行く。今年の麺運は悪いぞ。そして帰宅し、チケットを探す俺。「どこやったけなー?」「二階の机の上ー」

なんで知ってんねん宝塚。

・梅田から地下鉄御堂筋線に乗る。大阪はあまり好きではない。パルコ8F、クアトロへ。シャツ1になり戦場へ。普通7時始まりが6時始まりという事だったので(かなり変則的)、インプロの応酬になるかと思っていたら前座のクソテクノが始まった。当然SEのようでもあり、この時点で前座である事を認識できていた者はスタッフ以外に無いだろう(ハシゴしてたり情報を得ていたら別だが)。僕が普段ギターで奏でるような音が出る(下手糞)。が、しかし、そんなもんは5分で飽きる。ましてや、

二部構成で一時間(体感時間)もやるもんじゃない。

本当に長い時間を超え「音楽」が始まる。さぁ、戦闘だ。僕は曲順覚えたりしないし(そんな余裕ない)歌詞も殆ど読んでこない。「場」を感じたくて行くだけだ。ひたすらに緩い波と激しい波が交互に襲い来る。大体アルバム3曲目から始まり、10曲目に終わる、というのが基本にあるようだ。最早CDを聴いていようが聴いていまいが関係無いかも知れない。「曲」はモチーフにしか過ぎず、ひたすらそこから派生する偶発的なものを探しているという感じか。殆どが初お目見えのフレーズ、リフ、ドラム、ベース。そんな彼等を見ていると、俺はエクスペリエンスを想像せずにはいられない。ただジミの欠点は(彼に欠点らしい欠点があるとは思えないがあえて言うならば)、「まとめられない」事だったんじゃないかと思う。想像力がありすぎる故に「曲」単位にまとめられない。そんな風ではなかったかと思う。ジミには優秀な編者がいた。ヴォルタにも、彼等を理解した上で、そういう編者が現れれば良いかな、とかそんな事を勝手に思った(もういるのかな)。そんな大きなお世話を他所に、E→A♭♭(G)→F♯→Fのフレーズをベースが弾き出す。泣きそうになる。本気で。轟音の中で、泣きそうな男が一匹。ZEPのBBCの一節を思い出す。プラントの「ま〜い〜、ま〜い〜、ま〜い〜、ぉおぅ〜」を思い出す。全盛期のZEPともリンクする。今一番未来形に近いバンド。お腹一杯腰痛ったいし長すぎっ!と突っ込みを入れるも期待せずにはいられない。そう感じた。彼等はロックの定義を変えるかも知れない。お姉ちゃんが多いのは意外だった。セドがイケメンだしかなぁ?よく分からん。女性の方がロックを分かっていたりしてね。田島陽子が怒りMAXになりそうだしやめとこう。そしてギター、ベース、シンガー、ドラムス、オルガン、パーカッションという構成を見てまたも思い出すバンドオブジプシーズ(ウッドストック)。その続きを、やる気なのか‥?