ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

・帰りしなに夫婦を見掛けた。奥さんの片足は無かった。車椅子で旦那さんにゆっくり押されていた。二人で歩む。何もしていなくとも羨ましがられたり憎まれたりする事もあるだろう。奢りか?哀れみ?侮蔑?いや違う。きっと。そう思いたい。

・メロディがどうの詞がどうのテンポがどうの。それらは全てどうでもいい事である。例え稚拙でも汚くてもそれが音楽として成立してさえすればいい。ただその人流のやり方でなければいけない。そんな当たり前の事を考えて帰る。

・Electric Ladylandを聴く。神の曲を聴くのは久々である。永遠に1stが良いか2ndが良いか3rdが良いか論じ続けられるテーマであろう。ガキの頃は2ndが最高だと信じてきたが二十歳を過ぎた頃から3rdの凄さが分かってきた。Voodoo Childのビッグバンドバージョンは凄い。ジミを取り囲む面々も凄い、のだと思う。途中でミッチが切れまくり、オルガンが鳴り捲り、ジミが控えめながらも確実に自己主張をする。最早ケイオスである。ケイオス以外の何者でもない。そんな深い一枚。ノエルの曲は紅白における由紀さおり安田祥子姉妹的役割か(もう出てないし)。トイレ休憩。そんなノエルの曲も密かに好きな自分がいる。俺はトイレ休憩が好きなのかも知れない。ちなみに初期ジャケの裸の女性たちについてはジミ曰く「俺は知らない」という事らしい。Ladylandだからって安直に女性並べられてもなぁ。ジャケが変わってくれて良かったです。

・黒部、松井京都へ合流。黒部は落選。

Electric Ladyland