ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

お笑い。

・結局出町柳で鴨を買ってもらう。試食品はなんだかハムっぽかったが。

・昨日はM-1決勝日であった。優勝はまぁ予想通りというか。しかし最後の最後で後藤がオチを噛んでしまったのは頂けなかった。客にすら「あー」言われてたからな。アンタッチャブルが敗者復活に決まった瞬間はすごく萎えたが、ネタを通して観るのはおそらく初めてで、ホットプレート型(発火までは長いが持続する)ネタなのだな、と思った。一回目のネタの方が良かった。ただ、二丁拳銃とネタがかぶってしまい、修二と小堀はついてないなと思った。結成十年目でもう出場機会も永遠に失われるのに運が無いもくそも無いような気はするが。そして三組。フットボールアワー笑い飯アンタッチャブルが残る。笑い飯、アンタ、フットの順番。笑い飯のネタの後半は電話ネタになってしまった。これはいけない。前回のM-1のネタではないか。「もしーん」「もししし」既知のネタが披露される。どうせならパン工場にしとけば良かったのに。しかし最終的に松本人志島田紳助南原清隆(松本の隣。うろ覚え)は笑い飯を支持していた。誇ってもいいだろう。奢らずに。先日笑い飯を見たが、正直これじゃM-1辛いで、ってなネタだった。たまたま悪いネタだったのだな、と感心。

・そして今日はオールザッツ。年末年始は漫才が多くて嬉しい。半端なものは要らん。おもしろいもんだけ流してくれ。やる気の無いベテランとかもういいし。ところが今日はKBSに黒部生出演。どっちを保存するか‥。京都黒部の最後の姿かも知れない。しかしビデオに友近を録って置きたい気持ちも捨て切れない。「毎度です♪ま〜いどです♪」。もう最高だ。友近はTVでアイドルを見る度に呟く。「おもろい事も言わんと‥」。もう、基準がおかしい。去年のオールザッツで秀逸だったのは、大嫌いなスノッブが流れの中で、「北の国から〜」に「蓮池薫」と付け加えた事だった。言ってはいけない事を、芸人達は言いたがる。生放送の緊張感と深夜のナチュラルハイ状態がさらにそれを加速させる。そして俺は笑う。ひたすらに。

笑い飯のダブルボケ。ツッコミとボケという漫才フォーマットを覆したスタイル。導入部を短く出来る為、ボケ出したらずっと笑いに持っていける。直後に出たコンビは導入部で笑いに間が空いてしまう為、ともすれば「面白くない」様な印象を受けてしまう。恐ろしいスタイルである。いかに運びが巧くとも、設定を作っている間は笑いの時間待ちである。その間に「もしーん」「もししし」。マシンガンである。今後の漫才が変わって行くかも知れないと感じる。