ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

・目覚めたら2時半だった。駐在さん見損なった‥。正月の買い物をする。京都には安くて旨い鴨ロースは売ってないものか。高島屋の地下は1500円。出町柳商店街には鴨専門店があって(もう潰れた)、そこではうまいうまい鴨ロースが700円で売っていたのに。鴨なんて需要がそーねーからなー。中田繋がりでネットしてた時にパルマの生ハムが旨いなんて話をしてたので、今年は鴨がハムに化ける事に。あーでもやっぱ鴨喰いてー。ばあさんに頼まれてた電話の子機の充電池をタニヤマムセンで購入。高島屋を通過して帰路につく。あの百貨店の化粧品コーナーは本当に凄まじい香りがする。そんなあんた、化粧品吟味したってしゃーないでーな人が販売員のお世辞に乗せられて喜び、商品を購入している。とかく女性の美に対する執着心は我々男性の及ぶ所では無い。充電池を送り届ける。明日は出町柳商店街での買い物の荷物持ちに任命された。鴨おねだりするかなー。

・夕闇が出始めたのに嵐山へ向かう。久々にMars Voltaを聴きながら行く。演奏時間が長いだけでプログレプログレうっさいねん。貧しい思考回路。愚かな分類主義。めでてー。ここまで炸裂する音塊を聴かせるバンドが他にあるか?最高のロックを奏でている、それで何故済ませられないんだろう。そんなおるかおらんか分からん有象無象のゴミ共を軽く憎悪しながらちゃりは進む。松原をひたすら西へ進む。たこ焼きの竹を過ぎ、まだまだ行く。松尾橋東詰の信号待ちでRunning From DharmaのMDに替える。松尾橋東詰から桂川を北上するのは最高である。空にやっと出逢えた気がする。「東京には空が無いといふ」。京都にも空は無いと俺は言う。一面の空、そびえたつ山。原風景。まんが日本昔話の世界である。疲れると、うんざりすると、ここに来る。来たってなんにも変わりやしない。しかし来る。来ざるを得ないのだ。車のライトが流れて行く。なんとも言えず、シュールだ。川縁のベンチには、誰も居ない。当たり前である。真っ暗である。対岸の商店の蛍光灯が出迎える。闇に映える蛍光灯三つ。これがなければもう辻斬りの世界である。物取りに遭う。渡月橋を渡り、カップルにこそっと侮蔑の笑みを与えながら(渡月橋にはジンクスがある)、桂川東側を走る。闇の中を走りながら、「もし、ここで轢き殺されたら、証人が居ないではないか」という事に気付き、全力で漕ぐ。車は一台も走ってないのに全力疾走。小心者疾走。ほんと、池乃めだかじゃないけど、ミクロマ〜ン♪そしてこれを打ちつつ、おじゃ魔女どれみの再放送を観る。あいこ大阪帰郷の回。素晴らしい。文句無し。酩酊しつつ観る。酩酊しつつ書く。酩酊しながら何かするとロクな事がない。言える事はそれだけだ。