ゆっくりいこう

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旧東海道徒歩旅京都〜東京日本橋踏破後に思う事

  • 京都に戻ってきました。長い間旅をしていました。西武柳沢の友人に「ホンマに歩いて来たんかい!?」とアホの子ような扱いを受けた後に、「で何か、悟れたものはあるのか?」と聞かれたが特にはない。だがまぁしかし、まず死ななかったし、怪我もしなかった。箱根下山時に一度思い切りすっ転んだ以外は全く無事だった。かなり身体的に疲弊はしたが、心が折れる事はなかった。それ以上に楽しかったし平気だった。まぁなんかあっても責任は自分が取るしかないのだし、気楽だった。100%誰にも迷惑を掛けないし、100%自己責任の世界で、死ねばそれまでの旅は精神的に凄く楽だった。さすがに2日を掛けて攻略した箱根では、初日には傘をささなければ眼球に横殴りの雹の散弾銃が直撃し、すわ、失明か、の状況まで追い込まれ、二日目には峠に着いた段階で30m以上先は吹雪で何も見えない状態から良く生還出来たと思える。まぁ、やればなんとかなる、というのがこの旅の総括です。何も達成した事の無かった人生なので、まぁ自分自身の力だけでそこまで行けて、その終焉を相方と共に祝えたのも良かったし、まぁとにかく、何でもやれば出来るんちゃう?って感覚を得られたのは良かった。ずっとパソコン眺めててもそんな感覚は得られやしない。何かを変えたいという人や、心が折れてしまった人、日々に疲れ切ってしまった人、どうしようもなく死にたい人など、こういう徒歩旅はどうですか。東海道はハードル低くてオススメです。お遍路さんは結構エキスパートな気がする。これは老後に置いておこうと思う。60過ぎで絶倫を保っていたいと最近思う様になりました。にんにく卵黄のジジイみたいな感じで居たい。そしてお遍路制覇。夢は尽きないのう。
  • 来週初めから相方とバリ島に行く事にしました。一人だったら絶対行かなかったろうな。まぁ、パスポートの取り腐れになっていたので丁度いいかと。バリ島は行きたい場所の一つだったので。