ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 嫁の事を思い出して気付く、そうか、俺は持ってる感情とやらを全部使い切ってしまったのだな。そうか。だから胸の中に最早何も無いのだな、と気付く。これは結構重大な事だった。
  • 意識の中の嫁はなんだかいつもキャンキャン噛み付いて来る。うっせーな、何言ってんだ、わかんねーしよ。つかどいつこいつも、何故、「怒る」んだ?わかんねーよそんなの。お前が何故怒るかなんて。別の世界の生き物だろ。もうほっといてくれ。
  • 最早死ぬ事にすら関心が無くなった。異様な夜の涼しさに、思いを馳せてみても答えは。
  • ニセモノだ。ニセモノの記憶。まやかし。合成。記憶と妄想の間を行ったり来たり。記憶と、妄想の、はさみ揚げ〜♪まる〜♪by矢崎滋
  • ロックやってる奴が30前にヒヨり出すのは、突進力だけでは生きて行けなくなるからだ。あぜ道を進めば進むほど、ツタが絡まり、トゲは刺さり、あいつらは平気な所から結構な大きさの石で投石をかましてきやがる。あんたは生きれば生きるほど血まみれだ。血を拭ってくれる人など居る筈も無い。突き進んだ道の後ろには、血と肉と悲しみの塊が、大層にアホ面で鎮座しておられる。生きていたくは無い、だけども死ぬ事すら出来ない。昨日も無ければ明日も無い。陽の光よりトイレを好む。誰よりも優れていると信じて疑わなかった自分の胸の内に湧き出でた、無能の烙印。そしてそれは消える事も無い。失意の内にゲームを降りるか、蜘蛛の糸を掴み取る事の出来た幸運な人間は去って行く。何も無いじゃないの、私には何も無かったじゃないの。そう叫んでも、こだますらしない。明日の光など、暑い夏が余計に暑苦しくなるだけ。もう誰も信じない。それもいい。もう明日など要らない。それもよかろ。叩き込む事の出来る激情の量はきっと決まっている。あの人達が追求するような、叩き込む何かをもう既に俺は持っては居ない。それを追求する努力もしていない。したいとも思わない。あの人達はだから天才なんだ。天才だったんだ。
  • 息を殺してひっそりと生きてみても、つまらんだけ。ああ、あのマンションの窓の灯りは、どれほどの苦悩が照らすものか。血を吐くほどに孤独を叫んでも、反響すらしないのだ。明日を描けるのなら、明日を生きてみようと思えるのだろう。明日を描く事すら出来ない。ただ過ごし、ドロップアウトして行くだけ。そこには何も無い。天空の星明りは、もう既に存在してないかも知れない星からでも届く。気付いたら死んでいたなら儲けものだな。最早どこにも何も無い。凡人の人生を倍の速度で生きた。5倍の密度で生きた。よわいわたしよ。生きて行くには充分過ぎた感情の量。誰にも分かりはしない。言うのも時間の無駄。ただ空しい、が、充満する。完全なる無駄。明日など、来なければ、良かったのに。
  • 高校の授業中。窓の外ばかり眺めてた。鳥が憎いとかは思わなかった。そもそも鳥が居なかったというオチ。憎い、は、自分の現状と比較してのストレスだろ。憎いなんて、思うワケも無い。
  • 常に私の判断は正しかった。
  • 常に私の判断は間違っていた。苦痛を伴う程に間違っていた。消したいと思う。相手の記憶の中の自分を全て消し去りたいとすら思う。あんたが覚えている、私の記憶なんか、無駄なんだから。みんな消してしまいたい。消せ消せ、全部消すのだ。どうでもいい事なのだから。
  • 明日の為に生きる人々。地道に生きて、明日には生まれ変わっている人達。人間が鬱陶しく思えてきた。そろそろもう居なくなりたい。それすらもどうでもいい。気付いたら死んでいた、は、最高だろうな。死んでる自分を眺めつつ天に召されて行こう。もう眠ろう。大嫌いな明日が、やって来るけど。