ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • maybeshewillは本当に飽きない。延々聴いている。静と動の繰り返し、1曲辺り2分程度の長さが、懐石料理よろしくもうちょっと食べたい、と思わせる。1曲毎に正の無限大から負の無限大に振り回しつつカラーは統一されているのが良い。完璧なんじゃないかこれ?アルバムが聴きたい。きっと曲数増えるとダメかも知れない。
  • 地下だ。地下では今凄い音楽が湧き上がっているに違いない。そう、信じなければやる気も出ないってもんだ。殆ど悲しくなる事の方が多いタワレコ定期徘徊でたまにこう、巡り合わせがあると死ぬ程嬉しくなる。
  • maybeshewillの音が凄い。本当に。打ち込みから楽器まで全てが生々しくてリアルで突き刺さって来る。クリーンギターはどこまでも耽美で綺麗で、ディストーションはどこまでも荒々しく狂っている。怒号と咆哮が聴こえてきそうな感じ。神経を逆撫でするギターソロも最高に良い。トータルで完璧なアルバムって最近無かったんじゃないか。65daysofstaticfightstarも良い曲はあるけど要らない曲もあった。それはmaybeshewillが1曲毎に正負を転換しているからかも知れない。
  • 毎回違うのが良い。同じ事ばっかやってると狂いそうだ。あまりガツガツするのは性格的に向いてない。なんとなく、でやるのが自分のペースだ。冒涜だとか真摯じゃないとか言われようがそれが自分のペースで最大限を引き出すためのものであったとしたならそれが至上のものであってそれに従うしかないのだ。
  • ここに書いている事は思っている事と全然違う事かも知れない。本当に言いたい事はするすると抜け落ちて行っている気がしないでもない。呼吸をするように、自然に言葉が出ればいいのだが。そうもいかないようで。
  • 音楽は空気の様な存在でいい。他人は一切関係無い。期待が煩わしい(少しでも期待に応えなければいけないと思ってしまうかも知れないという意味で)。俺は俺にしかなり得ない。諦観。他の何者にも生まれ変われなかった悲しみ、とそれを最大限の武器として。毛色の違う曲が書きたい。同じ様なのばかりでうんざりする。つまらなさ過ぎる。一ヶ所に留まっていられたらどれだけ楽だろう。進化を望まない演者と進化を望まない客層とで傷の舐め合いを死ぬまで続けるとかぞっとしないか。しないのか。俺だけか。
  • 音楽より風景の方がインスピレーションを与えてくれるのかも知れない。落陽はどこまでも祭の後のような悲しさを与えてくれる。踏切の警笛音が、チャリンコのベルの音が、ちっちゃい猫の声が、黒く澱んだ自分の心に時に響いては波紋を作り反響する。
  • こういう意味の無い事を言っている時は大概曲が書けない。考え過ぎているからだ。いつものように、素人は素人らしく、「完全に新しいもの」ではなく、「少しだけ違うもの」を狙った方が割とうまく行くのだ。素人の経験則。ああ。完全に新しいものが作れたら、どれだけ良いだろう。聞いた事が無いとか言われてみたいもんだ。無理だけど。
  • 俺が人間である限り俺が作ったものは人間の作った音楽に酷似するのは当然で宿命なのかも知れない。となると、作る意味が無くなる。超越出来ないと完全に分かってしまっているのなら、やる意味なんてどこにも無い。
  • 風邪を治そう。負担を少しでも減らそう。
  • 湯川潮音も、司会の本城まなみと山本太郎に「(音楽やる人にしては)テンション低めですよね」的な事を言われていた。俺もきっとそんな感じなんだろうな。でも何もする気が無かったら何もしないはずなんだよ俺は。頑張ってそんなもんなのかも知れない。まぁそれはどうでもいい。
  • これほんと名盤だ。歪んだベースのガキガキ感が最高。ピアノが殺人的だもんな。ディレイ掛けたピアノってあんなにいかついんだな。こんな曲が書ければ良いなぁ無理だけど。誰にもなる気は無いよ。