ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • もう二度と、手が触れ合う事は無い。そう、理解し。なんとなくそれが、寂しいような、けれども別にどうでも良かった風な態度を取って。決定的に悲しいのは、ただその絶縁に於いてすら、自分はどこかで、安堵しているという事実。切り離された世界に安堵する悲しさ。世界の外で生きている穏やかさ。私の心は血で買った静寂だ。
  • トレモロアームを買う。純正のモノは既に行方不明。捨てたなきっと。どちらかというと捨てられない派なので、大概のものは残っている(奥底に沈んでいるがあるにはある)のだが。十字屋で白キャップのアームと交換用の黒キャップを買う。白キャップをペンチで引っこ抜いた瞬間に、テレビではある取り組みの結果が出ていた。
  • 最近大体相撲を見ているのだが、NHKのアナウンサーさんの苦労が見えて痛々しい。それはセリエAのスカパー中継に於ける、八塚さんの、よく言えば愛のある、悪く言えば「面白くないものを無理やり面白く言う」というような。相撲の取り組み後の力士のコメントにも俺的には「???」なモノが多く。カタチが悪いながらも勝った力士は「とりあえず相撲になってたでしょ」とか物凄いなんというか、ワガママというか、クソガキな発言など。寂しいのはやはり日本人力士で、「取り組みで熱くなってしまった」。なんぞこれ。熱くなったら、ええやないかいドアホウ、ドルジなんかシバきまくったったら、ええやんけ、と思うのだが、違うのだろうか。熱くて結構。相撲はスポーツマンシップに則った競技でもなんでもない。国技であり、ケンカであり、格闘技である。百獣の王は象には決してケンカを売らない。敵わない事を知っているから。旭道山の張り手で武蔵丸(だったと思うがうろ覚え)が気絶して直立の状態より膝から落ちた、ああいう瞬間を待っているのだが、一向に。千代大海とかもなぁ‥手ばかり回ってて足が出ない。あれじゃ押せないよなぁ。角番も多いらしいし。歴代最多?両大関共に?
  • まぁなんというか、今の相撲は見てると寂しいね。面白くない取り組みを一生懸命盛り上げようと苦心するNHKのアナウンサーと、昔を知る親方衆の解説はもう水と油、素っ気無いもので。まぁ、いい取り組み‥だったんじゃないですかねぇ、と、上の空。これじゃ盛り上がらないよなぁ。確かにノってあげようにも肝心の土俵上の取り組みがかなり淡白なのでどうしようもないが。面白くないものを面白く解説するにはもうふざけるとかしか無い訳で、それが出来ないのでもうどうしょうも無いというか。
  • 悲しかったのは、昨日だか、高見山の往年のVTRが流れまくってて、泥だらけで必死で稽古してて。今もそうなんだなって門外漢の俺らは思うじゃない?でもふっと解説の親方衆が、「今こんな泥だらけで稽古してる部屋なんて、見た事無い」と言ってしまった事。なんだ、そうなのか、って感じ。
  • サッカーでもそうで、ヴォルフスの長谷部のインタビューかなんかの時に(こないだ2本神クロスアシスト決めてたな。すげぇよ。大久保の方がかすんじゃってるな)、海外の練習はもう試合さながらのガチガチに当たって行くけど、Jはそうではなく、抑えてやる、みたいな話を聞いたな。それってどうなんだろ。
  • バンドやってた時に思ってたのは、練習で出来ない事がいきなり本番に出来るわけは無いという事。そしてそれは正しかった。本番は緊張する。何割かの力は削がれる。逆に言えば何割かしか力は出せない。3割か、そんなもんじゃないか。ので、練習って、よう考えてやらんとな。それでいいのか、日本スポーツ。
  • とは言え僕も、歌でビブラートが自在に掛けられるようになりたいです。シェリルの歌をそのままのキーで歌うとしんどいなぁ。高い声はビブラート掛けにくくないか。俺だけか。そうか。
  • 東京の友人と喋ってたら菅野ようこにはパクり疑惑が沸いてるらしい。はぁー。またこれか。俺の持論は、「パクってない作品など世の中に存在しない」と、「パクって感動させられたなら上等だろ」だ。かつて上岡龍太郎島田紳助は「全く新しい漫才がやりたい」と言ったらしい。すかさず上岡は「何もかも影響受けたらダメ、やすきよエンタツアチャコも全部影響受けるなーダメじゃーどうたらこうたら〜」と彼らしい若干意地の悪い言い方をしたらしい。でもそうだろう。全く新しいものは既存のセオリー全てを否定するって事。そんな事、出来やしない。どのジャンル、何を志すにしても不可能だろう。ギターなんかギター弾くだけで「ギターという既存のものを使用して」いる、のだから。コード一つにせよ、音階一つにせよそう。
  • 答えは、「バレんようにウマイ事ちょっとずつパクる」。我々が出来る範囲とは、自分の知識の範囲から、実際に演奏可能な範囲に狭められる。て、そっからなんとか、ヒネり出す。こじつける。体裁を整える。そんなもんだ。言葉で言えばネガティブだけど、実際はそうだろう。知識を広げて、演奏可能なものを増やして、まぁ「引き出しを増やす」って事か。それで少しずつ開くんだろう。道が。
  • まぁパクり云々とかそういうベクトルに既に無いのは銀杏BOYZなんだけどな。向こう100年はあんなの出ないわ。みんなカッコつけすぎなんだろうな。綺麗な所だけじゃなくて、汚い所も前面に押し出してる。アレはとても出来ん。ところでアルバムいつ出るんだ。久々に公式サイト見たらアビちゃん結婚してたし。いつの間にか峯田だけ独身。時間が経つのは早いぜ。
  • くたばりたい。