ゆっくりいこう

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鹿島と広島が決勝進出=川崎、G大阪は敗れる−天皇杯サッカー

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/emp_cup/headlines/20071229-00000051-jij-spo.html

ガンバ大阪×広島。ガンバは何かがおかしい。全然攻めに勢いが無い。あれじゃ広島の集中した守備を崩すのは無理でしょ。一方広島は天皇杯の決勝に向けてチームを仕上げてきた(?)ので(遅過ぎやろ)、俄然調子が良い。全員がやるべき事しっかりやっている。ウェズレイが居ない方がチームが回っている。19歳FWの平繁も物怖じしないで堂々としててよい。入れ替え戦ではウチからアウェーゴールを奪っていった男。広島ユースいいなぁ。サンガユースの育成はどーなってんだろう。最近めっきり上がってこないんだけど。根本的に育成方針を変えないとダメか。ああでも関西の良い人材はみんなガンバに行くよねきっと。しょうがないか。

鹿島×川崎。激しい試合になった。中盤での潰し合い、潰し合い、潰し合い。川崎のキーパーソンの中村、ジュニーニョには殆ど決定的な仕事をさせない。すげ。そうして気付けば鹿島のペース。鹿島はさながら闘牛士の様に、傘に掛かって攻めてくる川崎を見事にいなして行く。そうしてふっとアゴ端のゴールキックから田代が競る、こぼれたボールを川崎DFクリアミス、そうして本山、見事にボレーで決める。一瞬の隙をついて決めたゴールを守り切れるのは鹿島は流石だと思う。ドン引きして消極的にやるでなしに、うまく相手をいなしながら、時には攻めつつ時間を稼いで終了。川崎はタイトルまでに後何かが足りない。何が足りないのか。人材は豊富だろう。考えないといけない。個人的にはチョンテセ→黒津の交代には疑問符。攻守に渡って存在感を示したチョンテセを何故変えたのか不明。殆ど空気と化していたマギヌンを変えた方が良かったと思うが。

しかしやはり、ああまた比較かとなってしまうが、ゴール前の攻防では日本と海外の差が如実になるよな。クロスを上げるまでは綺麗に出来るが、その後のゴールまでって所で、刺し違えても点を取るんだっていう気迫と覚悟が足らない気がする。そういう所は日本では全部外人が担当している。FWなんだから。持ったらパスなんか考えなくてもいいよ、って位の気概が欲しい所。FWを育てない限り代表戦でも勝てないよ。