ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 自分探しの旅に出る。つっても京都市ぐるり旅みたいなかるいもんだ。
  • 鶴はしから白川通に。選挙カーみたいなのがとろとろ走って俺に向かってきたので俺の中でチキンレース開始。さぁ轢け!轢いてみろ!轢いてみやがれこの偽善者め!金が欲しいだけだろうが!‥チキンレースは俺の圧勝。つか戦い挑む前に負けてるよキミ。
  • 白川通に出て南下。木立の息吹が心地良い。丸太町通りを西に向かい、昔とある人と散歩した道を、あの夜の事を思い出しつつ進む。近所の小学校に忍び込もうか、と言ったら、最近はセコム入ってるから通報されちゃうよ、と言われて興醒めしたのを覚えている。
  • 酒の席でその人がタバコを斜めに加えるのが最高にカッコ良かった。好物は砂ずりと熱燗。夏でも熱燗だったんじゃないか。俺なんかを「大きい人だね」、と言ったので萎縮して、そんな事二度と言わないでくれと言ったのを覚えている。普段クールで感情を見せない感じの人だった。バイト先のみんなとも仲は良いんだけど全てを打ち明けない、というようなまるで俺みたいな人だった。
  • とある飲み会の会場に着いた瞬間からベロベロに酔っていて、ゲラゲラ笑いながらバシバシ殴られたのを覚えている。失恋したらしかった。その日はずっとその人の話を聴いていて、別の人から「あんた、たいへんやったなぁ」言われた気がする。クールなその人がそんな風に余りに辛そうだったので、散歩でもしましょうか、となった。2時間位歩いた。鴨川から岡崎から平安神宮から。かなり笑わせてやった。当時からお笑いスキルは群を抜いていたから。まぁその後、意思の疎通不足からひどい事になっちまうんだけど。色々悲しかったな。悪い事しちゃった。でもまぁ、きっと今その人は笑ってはるだろう。そう思う事にしたの。