ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 旧友と呑み、うまいものを食べ、うまい酒を飲み、会話に花を咲かせ、それなりに、楽しいはずなのに。
  • 心の中には穴が空き、春一番が吹き荒れる。桜の花びらは通り抜け、俺の心を全ての記憶と人々達がすり抜けて行く。
  • 帰りの阪急電車の中で眠りこけ、この無防備の中、刺されて死んでも構わない。そうとすら思える。こんな暮らしを続けて、何になるというのか。自分の人生を生きては居ない。最早これまで、この世界にもう思い残す事は、何も無い。自分を思う人もそうで無い人も世界中もこの地球もどうでもいい。どうでも良い事ばかりで埋め尽くされて死んでいく。何かに挑戦して乗り越えていく事で生きている実感というものは生まれるのであろう。今のこの暮らしではそれは得られない。自分の心の持ちよう一つ。全ては分かっている。初めから分かっている。悲しい。ただひたすらに悲しい。この命の行く末に、何も無いのだから。