ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

携帯から

  • 藤枝〜静岡。なんとなく久しぶりに宿の朝食を食べたのだが、これが大いにありがたい事になった。
  • 藤枝駅からバスで昨日辿り着いた蓮花寺池まで。そこからはひたすら歩く。歩く間考える事などない。写真撮りたきゃ撮る。考えたければ考える。休みたければ休み。しかし歩みはなるべく止めない。誰にも邪魔されない自分だけの時間は俺には絶対要るんだなとようやく分かった。
  • 岡部宿。なるべく来客をもてなそうとウェルカムな感じは良いのだが、ウォシュレットはどうなん?無駄かも。ウォシュレット付近の店の犬としばし戯れる。
  • デイリーヤマザキ位しかアトラクションが無い場所だが、旅籠の柏屋に入る。かしわやではなく、かしばやと読む。現在は資料館になっている。ひなまつりフェスをやってたらしく、中のおばちゃんに「‥ひなまつり見に来られたんですか?」ってどう考えてもこんな黒づくめのオッサンが一人でひなまつり見に来る訳がない。そのおばちゃんが色々説明してくれ、「これは京都の御所を模した白木のお雛様です(昔の金持ちが静岡の業者に依頼したが「無理!」って言われて京都の業者に頼んでようやく完成し、送らせたとか。道楽の極みアー!)」「そー言われてみればこんなんですわ」「ご出身は?」「京都です。京都から歩いてます」「成る程♪」しばしここからおばちゃんと歓談。「実は私の娘もねぇ、名古屋からチャリで帰って来てね〜。金がないからマンガ喫茶泊まったって」「いやそれ危ないすよ」おばちゃんとひなまつり歓談を楽しんだ後、出発。
  • 丸子宿へ。マルコではない。マリコと読め。丸子彦兵衛、ちゅぱえもんである。トンネルくぐればすぐ、すぐ次の宿場なのだがそこは旧東海道、無論山越えである。江戸時代にトンネルなんかあるかハゲ!つまりそゆ事。また山か‥。
  • うねる道、切った木がゴロゴロしている、つかそもそもこれ道か?という道を歩く。山は良い。若干の雨だがざざ降りではない。丁度良い。日坂の山に比べたら全く大した事は無い。少し休憩しつつ登り切り、下山。宇津ノ谷へ。テレビでしか見た事が無いような山間の集落。下りた付近に蕎麦屋発見。きしがみと言うお店。こんな所で天せいろ1575円。相当自信アリだなって普通にめちゃ旨い。天ぷらもサクサク。ふきのとうの苦味がたまらない。そして静岡、どこの店でも茶が旨い!これでテレビ東京系チャンネルさえあれば移住しても良いのだが。「水筒のお水大丈夫ですか?」の心配りにはシビれた。薪のストーブが暖かい。店の雰囲気も最高だった。お礼を言う。また歩く活力源になった。
  • 後はもう平地。大した事ぁ無い。相変わらず分かりにくい道にイラつきつつも静岡まで。静岡の手前に餅の安倍川があるんだな。そしていつも通り17時頃に宿を見つけて熱い風呂に浸かりマッサージをし身を清めてからまいんちゃんを見る。これが活動の基準。地デジでまいんちゃんが見られるか。何せ今週の九州スペシャルは破壊的かわいさ。富士山もかわいすぎたがこっちもまたヤバい。今日までで集めた食材で明日は何を作るのか。
  • 明日はどこまで行こうか。登呂遺跡が近いらしいんだよ。寄り道するのもまた楽しい。