ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

携帯から

  • 二川から新居町。初雨。小降りなのでガンガン進む。二川本陣はなんか催しやっとるみたいだったが朝早かったので入場出来ず。ひっきりなしに来る殺人的速度の車をひたかわし、国道1号へ。果たして終わるのか?と思わせる坂。延々広がるキャベツ畑。見ようによっちゃ南仏。誰も居ないので割と本気でロストインタイムのきのうのことの全曲を聞きながら歌いながら進んだら腹が減る。かろうじて見付けた峠のサークルkで唐揚げ棒とおにぎり。旨い。全国どこでも同じ味が提供されとるって実は凄い事をこの旅で知る。しかし朝から駐車場でサボってるリーマンはなんなんだ?これで給料安いとか言ってんだろな。
  • 静岡県突入!やった!湖西市に入った直後で迷う。迷ってる事に気付く頃には東海道をエラく外れていた。分かりにくいわ!と空気を罵りつつ携帯GPS君で進路修正。またまた延々坂。小道を行く。家はあるが人間が全く居ない。白須賀。登りきったら海が見えた。海は良い。祖先は海から来たんだろう。
  • 山頂過ぎて下山する前に休憩所があったのでトイレかりる。休憩所のじいちゃんが一人で一杯喋ってくれる。森を見て木を全く見ないワタシ、歴史は大の苦手で嫌いなものでありますが、白須賀は元々海の方に本拠地があったが昔の地震津波とっぷんと来て本拠地沈んでもうたんや、とか、故に本拠地山に持ってきた。だからこの辺歴史がなんもないんや〜、みたいな事を言い放つのでいやいやそんな事はないでしょ、とフォローしたり。現存する本陣は二川と新居しかないので二川は行っといて欲しかったとも言われる。二川の方は結構近代建築の手が入ったが新居の方は江戸時代のままだよ、とかかなり詳しく教えて下さった。こんなかなり色々教えてもらいつつがっちり休憩したので腰は幾分マシに。
  • 汐見坂を下り、新居まで。得意の松並木である。雨が降って止んでで鬱陶しい。傘を持つのが苦痛な自分には非常に煩い。21世紀には傘に代わる何かをNASA辺りが開発するかと思ったが22世紀まで待つ必要があるようだ。紅葉寺跡の階段登りきったら全く何も無くかなりナメてた。ガイドブックには「紅葉寺跡の左にひつまぶしのかねはちがあるよ」って方角記すのに左は無いやろと思いつつボランチばりにルックアップしたら遥か向こうの国道沿いに発見。遠いわ。
  • 行ってひつまぶしの値段見たら2000円超え。何故うな丼を重にしただけで値段が上がるのかという事と、何故うな丼のうなぎを線切りにしておひつに入れただけで値段がハネ上がるのか全く納得出来ないタチなので結局うな丼の並。それでも1300円。頑張り過ぎた。まぁこういう田舎の国道沿いにこれだけの味を出す店があるだけでもオアシスかも知れないが言わないと給仕さんが茶を注ぎに来ないので接客は微妙か。まぁもう昼時過ぎまくってから行ったからな。しょうがないのかも知れん。
  • 新居に入る。臭い。街が壊滅的に臭い。側溝から完全に馬小屋か動物園の匂いがする。どこまでも匂いは付いてくる。住民は何とも思わんのか?頭おかしいのか?謎。平太郎ってお店でこしあんたい焼き買い食い。皮はモチっとして餡はちょうど良い甘さ。旨い。食べながら歩くが匂いが酷いので気分台無し。バキューム現役の白須賀ですら匂いなんかちっともしないのに新居は駅前以外は壊滅的に臭い。途上国かここは。
  • 匂いに耐え、良く頑張った!と小泉のマネ。政治家の方の息子は親に似ずきちんとしている。役者の方はダメだな。新居本陣へ。江戸時代の建造物が雨漏りなど一切無く(手加えてんのかも知れんが)現存してる事にちょっと感心する。オバチャン団体を避けつつ資料館を散策してたら歴史好きと思われる女性が一人でいらしていた。うーむ、武将萌えとかの影響なのだろうか。
  • 近所の昔旅籠だった紀伊国屋へ。昭和まで250年だかの長い間営業していたらしい。ある歴史が途絶えたという事に少ししんみりしつつ散策。先のオバチャン連中とまたかち合う。庭見てたら「馬小屋の匂いがするわねぇ」。それはこの街全体です。
  • 昨日気張り過ぎて腰に来たので今日はここでおしまい。まだ行けなくは無いが電車で引き返し、今からまいんちゃん見ます。