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- 明日以降が本当にイヤだな。金曜日は研修で出ないとは言え（これも通るのか微妙）、イヤだな。契約を切ってくれと派遣会社に言った段階で既に気持ちは切れている。出来るなら明日でもいい。このご時世に贅沢か。まぁもう仕事も見付かりはしまい。見付ける気が無いからだ。金が底をついてそれでも生きたくなったのなら何かするしか無いだろう。そういう所に身を置きたい。
- この机の隅には俺の心を埋めてくれた彼女が落書きしたムヒがある。ウナよりムヒの方がいいよな。アレはなんでなんだろ。それはともかく、穴ぼこだらけの俺の心の隙間を全て埋めてくれる人が、いたんだ。生きている間に出会えた。このムヒを見ると、その頃の事を思い出して微笑んでしまう。アホな落書きなんだよ。ただそばにいるだけで救われた。救われた。俺の心はここに居てもいいのかも知れないと思えた。そんな、自分の半身、いやそれ以上とも言える人が、俺の側にいてくれないと決まってしまっているなんて。きっと神様なんてのがおるとしたら、出来るだけ苦痛を与える方向で死ねと言っているんだろう。笑ってやがるんだろうきっと。笑ってろクソ野郎。
- BSでやってたジャニスの元カレ座談会みたいな番組をようやく見た。元カレ曰く「（ジャニスは）助けてくれ助けてくれというからそうしたら怒り出すんだ」と言っていた。俺にはそれがよく分かる。助けて欲しいんだけどそんな資格が無いと思っている。助けて貰おうものならそんなものはまやかしだと思って叩き潰すんだ。それしか出来ない。出来るワケが無い。
- 魂を搾り出して具現化した様なジャニスの歌はその殆どが恋の歌であり、しかも悲恋の歌。私の何がいけないの？と問い続ける歌。救いは無い。あるのは絶望的な何かだけ。
- そんな彼女にも心の隙間を埋めてくれる男性が見付かった。彼の旅先に手紙を送るが既に彼はそこを旅立った後だった。その後彼は新たな旅先で手紙を彼女に送る。しかしその時は彼女がツアーに出ていて自宅に送った手紙は読まれる事は無かった。すごい擦れ違い。なんてこいの行く末だろうなと思う。
- 家族も居なくなった、友達も居なくなった、恋人も居なくなった。そんな歌詞があったな。どこまでも孤独でどこまでも独りで。付き合った男性にはフラれ続けて行く。「裏切られた」という感覚だけが残る。自分が悪いのか、と問い詰める。私が醜いからか、と問い詰める。「裏切られた」という感覚だけが残る。「裏切られた」という感覚だけが。
