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• いつから、こうなったんだろ。だれが、こうしてくれたんだろ。もうためいきしかでんわ。

• そんな日に限って妹が喚く。睡眠を妨げられてブチ切れて怒鳴って風呂入って出てきたらすやすや。母親が殺しちゃったのかも知れないな。ああ、明日のニュースに載るかも。喚いててくれた方が生きてることが確認出来ていいんだよーふふふ。

• 何も無い未来に、私と共に狂ってなんて、言える訳が無い。私と共に死んでなんて、言える訳が無い。

• 日々を過ごすだけで鬱陶しい。筋肉で会話する類のアタマの悪い男は大嫌いだ。言語が通じないと思った段階で神経が遮断される。時間を惜しむより精神の保護に自分の神経が作用される。ああ、面倒だ。なんでこんな幼稚な奴ばっかり。ケツ拭きとおしめ替えと世話だけで磨耗する。後半年。もう出来るだけ早く辞めてもいいけどな。生きている意味を感じられないまま何か仕事をしても無駄だ。どうせ仕事は適当だし。

• 対話する感じの仕事に就こうか。メシを作る仕事はきっとムリだな。お好み焼き屋なら僕にも出来そうだな。持ち前の口車といい加減さとタマに見せるマジメさで色んな事に挑戦だ。

• 持ち前の口車といい加減さとタマに見せるマジメさで、会社の名前も知らない人達と仲良くなっていく。どうせそれももう終わりだ。夢の住人のような暮らしをしている。現実味が全然無い。全部夢みたいで。でもそれなりに疲れて。気付けば心は枯れていて。何をやっても遅いしモタモタしてる。速く動いてる気はするけどそれは時計の針だけなんだよな。のんびりしたい。そろそろ。永遠に。時間と他人に追われる暮らしに疲れた。もう誰とも仲良くなりたくない。最後でいい。ただ、愛される歓びを知ってしまった。こんな僕でも、そうなれるんだ。ああでもそれも、麻薬みたいなものかも知れない。

• 命が無くなればいい。ほんとにつかれたよ。こんな時人は泣くんだろうけどね。泣けないや。男の子だもんね。しょうがないか。

• もし、何のしがらみも無くて、大切なあの人と共に歩んでいけるとしたら、どれだけいいだろう。あの、穏やかな感情を、ずっと共有出来るなんて、それほど素晴らしい事は無い。何をどうやっても彼女を苦しめるのなら死にたい。どうしよう。どうして出会ってしまったんだろう。これは言ってはいけないか。まったく、イヤな事をしない人なんて今まで居なかった。これからも居ないだろう。これを必死になって掴みに行ったら、それは依存したいだけの行為？正しい行動が出来ているか分からない。誰か教えてくれよ。若しくは引導を渡してくれ。

• 機会が再び得られるのなら、正しく、きちんと、大切にしたい。