ゆっくりいこう

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豊岡

  • 初日。つか金曜の夜。神戸の専門時代のちっさいオッサンと三宮に集合し、洋食いくたでメシを食らう。ビーフシチューが食いたかったのだ。板宿の友人と神崎の友人はパスだそうだ。みんなにゃんにゃんいそがしのうクソッタレが!!
  • うんざりするほどの道中を経て(つっても俺は車に乗っていただけ)豊岡到着。豊岡の友人宅へ‥と行っても奴は会社の上の階に住んでいるので休みだろうが休み気分が抜けなさそうだかわいそうに。ガストで遅めの夕食を取って、いきなし眠る。オッサンが寝たので(多分起きてたと思うが)豊岡の友人と話し込む。恋愛塾(初級者編)はいつどこででも開催される。こいはいいものだ。こいがなければ、わたしはただの、しかばねだ。それに気付くのにも結構掛かった。失意の中、辞めちまえ、と、思って辞めてから、世界は灰色に。これはきっと、よろしくないのかな?と気付いたのは自力ではなかったのが救えない。
  • 2日目、実質上の初日。土曜日。たまごかけごはん専門店の但熊(http://www5.nkansai.ne.jp/shop/kura/)へ向かう。テレビとかに出たらしく、結構な賑わいを見せていた。メシと使い放題のたまごと、漬物と、味噌汁。完全に朝ご飯な訳だが、しかしそれがどこまでもしみる。うまい。ネギとノリも使い放題で、何気に置いてあるのだが、これが旨い。ネギがちっとも辛くない。自分とこの畑で採って来るんだろうね。最高に旨い。
  • そのまま海へ向かう。夏は海だ。会社行ってる時からずっとうみうみ言うてたからね。道中看板の見えた「モンゴル民族博物館」にかなり後ろ髪を引かれつつ海へ。ちなみに豊岡の友人もモンゴルにはかなり興味を魅かれているらしく、彼女を説得して向かおうとしたらしいのだが、「興味ねー」の一言であっさり沈没したらしい。ジャパン、ユニクロ、スーパーで水着その他を買い、スーパーのレシートくじ引きで見事これで何をするのかさっぱり分からない30円分の金券をゲットして竹野海岸へ。かなり水温が低い。それでもきゃっきゃはしゃぐ、いい大人3人。近くに見え「た」テトラポットを目指してオッサンと泳ぐ。豊岡の友人は足がつったためパス。遊泳指定区域を示すブイに辿り着く頃には涅槃が見え始める。流れきついんじゃー。テトラポットに辿り着く頃にはバテバテで、上るのに両手両足を必要とする始末。そうしてテトラポットに上ってオッサン二人、踏ん反り返っていると、「テトラポットには、上らないで下さい」、と割とデカ目の音量の放送で叱られる始末。しょうがないので浜まで戻る事にしたが、今度は本当に死に掛けた。涅槃がグッと身近に感じられた遠泳、お勧めです。もう海水は飲みたくねー。うえー。
  • 泳ぎは休憩して、目の保養に向かいましょうか、と、浜を散歩する事に。救急車と消防車が来ていて、誰が死んだんや、とか言っている内にソフトクリームを買って食べる。ソフト屋のオッサンは俺らが店頭に立つまではオモテで肌やいとった。
  • 休憩所に戻る。居心地があまりに良くて、眠りこける3人。気付けば誰もいなくなっている。海っぽいカラダの塩を落としに温泉へ。カラダ洗う場所が少な過ぎて待ちが発生しとった。ありえん。俺以外の二人は日に焼けた影響で温泉が痛かったらしい。一方俺はと言えば込んでる温泉の湯船で泳いでいた。露天風呂から雄大な山を見ながら。ちっさいのうワシは。大自然の前ではそう思うのだ。
  • 岡見公園へ行く。岩壁と言うか、自殺のメッカと言うか、自殺現場と言うか、夜の帝王船越と言おうか。大自然にしばし呆然とする。ちっさいのうワシは。くどいようだが大自然の前ではそう思うのだ。
  • 花火大会へ。豊岡の友人の彼女登場。浴衣はよろしいなぁ、と言う間も無く、自分と同じ匂いのする女性を見るに付けいつも懐かしさと絶望的な悲しみを感じるのは何故なのだろう。同類を、一目見て分かる様になってしまった自分もどうかと思うが。考えてもしょうがないし関係の無い事なので忘れて。例によって笑わせる事に掛けては負けない精神で楽しませる。楽しそうにしてはったからいいかーと。勝気な性格で、幼稚園児クラスの口喧嘩の応酬となった。ゲラゲラ笑う豊岡の友人は二人からグーで殴られるハメに。かわいそうに。きゃっきゃ♪
  • 花火が始まる。終わる為に。日本人で良かったと思わせる瞬間だ。アメ公には理解出来ない美(偏見)。儚く散り行くものに日本人は憧れるのだろう。桜然り。美しいものはなんと美しいのでしょうね。
  • 疲れた。