■ - ゆっくりいこう

サンガ。やっぱセットプレーやなぁ。流れが悪い時に必殺のセットプレー。しかしあれは集中が切れたってだけな気がする。だから弱いんだよなぁいつまで経ってもメンタルがしょっぼいしょっぼい。攻めない元国見左サイドに右サイドはイエローカードキング。パウリーニョは守備し過ぎてキーパーかわしてもシュート決められず。ゴール前こぼれ球に詰める選手ってのも皆無で（ていうかゴール前に詰めてる奴自体希少種）、毎試合毎試合それでもプロか、やる気はあるのかと思いつつ、川崎相手に２失点はまだマシかと思う自分と、気付けばセレッソもアビスパも勝ってやがって、新潟と甲府は何をやってんねんとブチ切れ。現在勝ち点４差を追う状況。ではＪ１サポの皆さん、再来年以降にお会いしましょう（悲観的）。

VOXでは今日は４バンドのイベントがあった。着いた頃には丁度３つ目だった。どうしようもない内容だったので、アンケート用紙のある所に大量に置いてあるボールペンのフタをハメる事に心血を注いでいた。内容がゼロ以下のライブは眠くなる。どれだけ轟音だろうがなんだろうが眠くなる。発見が無いって辛いよな。それでいて自分では出来た気になっていて壇上からそれっぽい、若干偉そうな、意味の無い事を意味ありげにだらだらくっちゃべっては悦に入るという最高のパターン。虎眼流流れ星で首と胴を切り離してやりたくなる。まぁ本人がいいならいいか他人には迷惑極まりないけど。そんなもんか。

結局２バンドしか見れず、最後の空中ループは今日はバンド編成でウチのベースが参加していた（その繋がりで呼ばれて行った）。ポップフィールな音楽だが、血を吐いて、臓物をえぐりながら書いている曲だと聴けば分かる。おべんちゃら抜きでドラマチックで感動した。空中ループ氏には終了後、感動した、と前の総理大臣みたいなコメントを伝えた。

帰ろうとしたら声を掛けられた。客として行っている時に「hopeのクソみたいな歌とギターの方ですよね？」と言われると事の他ドキっとするもので（注：そんな酷い事は言われていない）。はてこんな綺麗な方とどこでお会いしたかなと思い出しつつ、同行してたドラムが饒舌野郎に変貌しつつ（岩本虎眼で言う所の魔神）。

俺は、繋がる為に音楽を世に出した。出したと言っても極東の島国の小さな地方都市の50人も入らないようなライブハウスばかりでだが。ライブハウスに行けばなんかしら知り合いが居たりするようになったりしてなんだかふしぎな感じだ。俺の曲は今後どんどん醜悪で凶悪になって行く。同じ事は出来ない。他人の評価は一切排除。殺す。

ドラム氏と飯を食いに。ウロウロした挙句結局VOXの近所の焼き鳥屋に。世界有数の美男子が二人、オシャレな感じの焼き鳥屋で。どういう状況かは想像に難くないと思う。しかしうまい。なんてうまいんだここは。侘家古暦堂：わびやこれきどうというらしい（http://www.leafkyoto.net/newopen/0501/shop01.html）。おねーちゃんと行きたい感じだ。世界有数の美男子二人は、のんびりくっちゃべって出ました。

昨日心斎橋で見た高校時代の連れが大阪ばかりライブを打っている。４人編成で内３人が京都なのにどうして京都でライブを打たないんだ？と聞いたら大阪は向上心のある奴が多いからとよう分からん返しにあった。アイツの言う事はいつも３割ほど分からない。今日の空中ループのライブを見ていたらそんな事は言えなかったろうな。ライブにかかる金銭的な話をしてたら大阪より京都の方が安いらしい。そこ辺の話からも京都に誘致出来つつある。１回くらいは連れ同士で対バンやってもありかなと漠然と思った。これはちょっと俺のワガママっぽいがね。正直、飛び抜けて感動するバンドじゃないけど（それは俺たちも同じだと思う）、いい感じの曲を書いている。高校時代、ギターコードも殆ど知りえなかった様な奴が自分で曲を書き、メンバーを集め、バンドを率い。そこまでやっているのが正直嬉しかったようななんかそんな複雑な気分だったのだ。その高校時代の彼が今の相方とカブる。雑魚程度の知識しかない俺よりももっと音楽の仕組みとか知らなくて、あまり自発的に動いてくれない、そんな所が特に。結論は、ギタリストとは、かくも面倒で扱い難い生き物なのかと。

やはり目標持ってしっかりやってる奴には触発される。人間的にもしっかりしてるし、話してて得られるものが多い。それが何気ない話であっても、言葉尻から分かるのだそいつの人となりや考え方が。まだ俺の音楽によるつながりはベース氏を介したもんだけだが、色々と私自身で繋がれたらいいなぁと思う。