石清水八幡宮。

・体調が悪い。食欲の権化であり、腹に餓鬼を飼っている僕ですらメシを欲さない時がある。例え熱があっても、在りし日の四条烏丸雲竜でＢランチ（白身魚のフライ、豚バラ細切れのポークチャップ、サラダ、ライスで600円）やビーフ照り焼きやラーメンを喰らいまくっていた頃が懐かしい。これも老化か‥食欲が減ってくるのは自分的にありえないことなので少しがっかりする。バカだけがとりえなのに。

・そんなすぐれない体調でも初詣に行く。元旦に八坂神社に行ったので厳密には初詣では無くふた詣でなのだが、そんな事は気にせず京阪電車に乗り込む。八幡市、急行で行く。淀を越えると河が見える。景色が広くなる。言っても阪急ほどは混まないのが京阪の長所である。ケーブルカー待ちで並ぶ人を尻目に徒歩で登る。ケーブルカーを待っている間に頂上の神社まで登れてしまうのがここ石清水八幡宮の特徴である。神社はそれなりに盛況だった。母親がまた今年も懲りずに棒の様な物に文字を書いて願いを叶えよう、みたいな胡散臭いもん購入し願いを記入しようとする。そんなものを書いたばかりに去年は散々だったのを思い出せ！アホ！と説得を試みるも却下される。奴は家庭崩壊状態の我が家の為に「家内安全」、俺は「厄除祈願」と記入する事にする。自分以外の誰かが存在し続ける限りは厄も去ってはくれないと思うが、そんな姑みたいな事を言わず素直に書くことにする。いつ見ても自分の文字の汚さには閉口する。小３の字やん。ペン習字でも始めるか。続くかな。そして下山。うっすら右足がだるくなる。体調が優れない時の登山は止めた方が良いよね。駅前の喫茶店でコーラを飲む。どうも地味に食べ物が旨そうな気配を受けるが、それは次回以降に持ち越しになる。たまにやたら気合の入ったカレーを出す店があったりするので喫茶店といえど侮れない。専門店より旨かったりして。どうでもいいがおけいはんが二代目に変わってしまっていた。水野麗奈が良かったのに。京阪の鉄ヲタイベントが三条か出町柳であって水野麗奈が来場していた記憶がある（僕はニュースで観ただけ。行ってません）。彼女が登場するや否や鉄ヲタがシャッターを切りまくる。笑顔も態度も引きまくっていた彼女を思い出さずにはいられない。

・石清水八幡宮の登山口のからあげ屋台のガーリック臭に有無を言わさされずにその場でリバーシングのピンチに陥る。からあげでにんにくでごまかしているのは大概悪い肉を使っている。香りでゴマかそうってやつやね。コンビニのからあげで一番だと思うのはデイリーヤマザキ。ローソンみたいに適当じゃない、と思う。友人はファミリーマートのチキンが旨いと言い張る。ケンタッキーぽくて旨そうだった。しかし七条公設市場エビスクで売っているからあげは、セール時にはヤマザキと同じ味と値段で倍の量が手に入る。200円程で８個も入っていれば上等だろう。どうしてこんなにからあげが好きなんだろう。一生子供舌で生きるような気もする。