ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 先程ウチの近所で火事があった。風呂に入ってる時に既に火薬の匂い?みたいのがして危険だなと思ってた。パチパチ破裂音がするので、まず銃撃だと思った俺もどうかしているが、とりあえず母親に鍵を閉めろと命令。慌てて風呂から出て現状確認。近所の日頃から奇行で有名な彼の家から、建家の屋上に巨大な火柱が立ち上った時はもう延焼は免れない、終わったと思った。思っているより炎は近くに見えてそら恐ろしかった。母親が狼狽えていたので大事なものをまとめて逃げろと指示して、近くの祖母宅へ逃がした。家を出る前に初めて消防車を呼んだ。来てたんだけど、とても鎮火出来るとは思えなかった。消防署の人がゆっくり質問してくれてるんだけど、若干慌ててるから何度も聞き返す。こんなにやり取りが難しいものなのか。そう思った。逃げて下さい、と言われたので逃げる準備をし、表に出たら警官がやってきて避難しろと言われた。俺は祖母に会いたくないので現場近くでずっと見ていた。何とも言えない臭いが充満し、呼吸も辛いので一時退散。母親とはしゃぐ妹を祖母の家の近くまで誘導。俺はそのまま戻る。
  • しかし消防隊の人の人数と冷静な判断に舌を巻いた。あっちゅう間に鎮火した。あれだけの火柱を、だ。人数も凄かった。100人は居ただろう。この日の為に鍛錬に励んで、出動しない事が最良とされ、重装備で死地に赴き冷静な判断で全てを的確にこなしていく。マジで感動した。アレは逆立ちしても出来ない。なんだかずっと泣きそうだったよ。