ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 夕方買い物しようと街まで、出掛けたら〜♪、バンドやってた頃大変世話になったドラム氏に出会った。近況報告でお互いに無職である事を話し、これまた過去世話になったギター氏とその友達とでなんか始めようとしているらしい。ベースが居なくて大変らしい。ライブやったら呼んでくれと話して去る。ここ数日思考のネタが多い。
  • なんだかんだでみんなは音楽を続けていて、俺はそうでなく完全にゼロになっていて。もう音楽など顔も見たくないわ状態だった。2年程そういう状態を経て、曲らしきモノが出来そうな気配はある。家に座ってギター弾いて作った曲なんか一曲もない。いつも空想と妄想を拙く繋ぎ止めるのが精一杯だった。妄想のフレーズは自分の手持ちの技術を遙かに超えていたのでいつも追いかけていた。それがなんだ、今はオーバードライブなぞ踏んでこじゃれたフレーズを弾こうとしている。ただ上手くなろうとしているだけだな。それも仕方ない。技術の価値は発想の価値に確実に劣るが、いくら素晴らしい発想もそれを体現する技術がなければ無意味だ。「技術なんていらねー」つってるロックかぶれのアホはお前が知ってるたった3個のコードも技術だという事を忘れて話をしている。
  • ジョナサン・ケイナーの占いでは一ヶ月動くなと言われてしまったので泣く泣く甘んじる事にする(はたらけ)。
  • 18歳の頃の俺は今よりはるかにギターも歌もヘタクソなのにこじゃれたギターや歌を歌う奴を軽蔑して真逆に進む事を良しとしていた。ウォーレン・バフェットの言う所のコモディティになりたくなかった。技術だけ磨いてる奴などいくらでもいる。逆立ちしても勝てやしない。そこで勝負してもしょうがない。自信を無くしすぎてそんな事も忘れていた。大体真面目にギターなんか弾いた事もない。ハウリングをどう操るかとかノイズばかり出していた。それをどう応用するかとかネタばかりストックしていた。
  • ウチのバンドは途中で明らかに天才なのに自信が全く持てないギター氏が脱退して、それまで半分真面目に弾いていたギターを全部真面目に弾かなくてはならなくなった。自分で作詞作曲しといてなんだが遊びの要素がまるでなかった。まぁそんなんいらんかったんだけどその時は。でもまぁ結局遊びのバンドはいらんなぁ。何が言いたいんだ。
  • 必殺・オクターブ下でうたう!を覚えたので歌が巧くなった気がする。マクロスF好きでしょうがないんだがMay'nの歌い方は参考になりまくる。音を延ばすだけでもそのままかヴィブラート掛けるのか、グリッサンドで上がるのか上がった音程から始めるのか、ニュアンスが多彩。出来る事が多岐にわたる。salyuも巧いな。いい歌い手の音楽に飢えている。世界中の人間を呪い殺せる位の歌唱力があれば楽しいだろうな。
  • 楽しむ事をすっかり忘れていた。楽しめない性格だ。普段ゲラゲラ笑っているのにな。義務感とかが多い。自分でやってるのに。認められた経験が今持ってないので自己の内に判断基準がない。感性しか信じられるモノがなかった。哀れな人間。だがしかし自分のこの感性を持って生まれた事については感謝している。
  • 音楽がなければとっくに死んでいた人間だ。炸裂するような音楽をまた書きたい。