■
- 友人の結婚式はいいモノだった。慣れてきた所為か、見ていても余り死にたくならなかった。新郎が司会者にノセられて、「新婦、愛してる！」とキャラにない叫びをやってたりして面白かった。二次会の幹事はなんかなんかグダグダになってしまった。ちょい申し訳無い感じだった。しかも商品やらで儲かってしまったし。なんだかなぁ（と言いつつ残高を増やす）。
- ふつーに帰れなくなったので、同席した先に結婚した友人夫妻の家に泊めて貰う。数ヶ月前に結婚したのだが既に疲労感満載で、この先続くのだろうかと心配になる。お互い譲らなさ過ぎやなぁと思った。男女、夫婦って、ヨソのを外から見ると、色々見えてくるものもあるんだなぁ。
- その子らの家が、朝霧という場所の高台にあって、明石海峡大橋が見える素晴らしい場所だった。嫁という現実に疲れたら橋を遠い目で眺めていったん精神をリセットするらしい。大変だなぁ。
- その子と嫁と、三人で三宮へ。例の花火大会で死人が出まくったあの橋を渡って、三人で海を眺める。近くに山や海があって、朝霧とはいい場所だ。
- 途中の電車で隣に臭い人が乗ってくる。やはり電車運の無い俺。カバンでブロック。もうほんとこういう事多いので、消臭力のスプレーの所持を真剣に検討する次第。
- 七兵衛に行って、みんなでカツ丼を食べる。嫁は初だったようで、おいしい！と喜んでいた。ダンナが水を注いでくれたのだが何も言わないので、「ありがとうは？」と言った。直後、ありがとうを言っていた。お互い、してもらって当たり前だと思う様になったら、終わるんだよね。
- しかしまぁ、ほんとに男女は色々あるよね。俺の嫁は俺がなんかしたらありがとうと言ったし、俺もそうした。そこにあるのが当たり前、としか思って無い人達には、出来ない。相当、辛い事があったのかも知れない。でもそんな事、言わないし聞かない。どうでもいい事。過程があって今がある。今があれば、そこでいい。戻る事は無い。終わってしまったこいだけど、新郎新婦を見てて、いや、負けてなかったな、と思えるこいをしたのは、まぁ、いい事なんだろう。
- 今後あんな文句のつけようの無い完璧な人にはもう出会えない、かも知れないし、もっと上があるかも知れない。それは分からない。先の事は何も分からないよ。もう何も無い、と思っていて、あんな事になったのだから。ただまぁ今後のこいが、加点方式じゃなくて、減点方式になっちまうなぁとか、それは寂しいなぁとか、思う程度でね。まぁ明日にはまた、死にたくなるのかも知れないけど、手を繋いでいる間は、何も怖れるものも無く、僕らは僕らのためだけに生まれ、出会えたなと確信出来たからな。そこはもう、負けないというか。なんとなくこいしてるとか抜かしたケツの青いだけのクソガキが、なんとなく付き合ってなんとなく結婚する人が大勢を占める世の中に置いては、僕らは大いに稀有で、大いに存分に分かち合えたハズだ。ある日二人の制約が無くなり、記憶も消えてしまったとして、再び出会ったとしても、また、仲良くなれるさ、と思える何かがそこにはあるんだね。
- そうつまり、勝った。誰にも負けないものが胸の中に既にあるからね。はい終了。
- そうして、式の前から若干悪かった体調が式後に明らかに悪くなって。今日は熱出て医者行ってクスリ飲んでとかアホな風邪ひいた次第。風邪ならいいんだけど。しんどいし眠ろう。昨日は帰宅後ずっと眠ってた。あんなに寝たのは久しぶりだ。
- サンガ勝ったぜ。今のサンガは、俺が見始めて以来、かなり組織的に動いている。天皇杯獲った時は個の力って感じだったけど、今は一枚岩ですわ。ヤバいです。守備からかなり激しく行ける様になった。積極的な守備というか、全体にまとまりが出てきた。柳沢が中盤で試合を作ってる。すわ、開眼したか！？って感じだ。闘魂が、チーム全体に浸透したと言うか、ひょっとして加藤久は凄かったのか！？とさえ思えるようになってきた。
- そこに来て途中交代の林君ですよ、なにあのダラダラ感。途中交代でダラダラ走るって何よ。解説の山野さんも、「もっと行かないとダメ」とバッサリ。地獄の様な夏の京都で、みんな死ぬ気で走ってたのに。
- ダメだと思ってた染谷もかなり行ける様になってた。川崎相手にターン突破なんか決めちゃったりして、みんないい意味で調子に乗れてる感じ。レナチーニョを止め切ったのもいい勉強になったと思う。
- 今、サンガの試合、マジで結構面白い。そりゃテクなんか欧州に比べれば‥だけど、みんな前向きで必死ですね。攻撃の為の守備をするし、攻めに緩急が付けられるようになってきた。成熟してきた感じ、あるよ。
