ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 寝起きで思い出したのはいつかの酢豚の時の晩御飯。夫婦喧嘩になってしまったから出来るだけ酢豚は食べたくないんだというイヤな思い出。僕が食べずに母親に置いておいたのを父親が平気で食べてしまって母親の分がなくなってしまって、どうしてそんな事も分からないんだ、みたいな、おぼろげでもうあまり思い出せない記憶。鮮明に残っているのは、家族の心が理解出来ない父親と、どうしてそんな事すら分からないんだと思っている俺と母親。ああいう人間にはなりたくなかった。人の痛みが分かる人になりたかった。気付けば今、自分もそこに居る事に気付いた今日の朝。汚くなりたくなかったな。
  • 「人がどういう気持ちになるか、考えてみたら?」
  • これは嫁に言われた言葉。結局反面教師にして完璧に穢れなく生きてきたつもりだったのに気が付けば最も忌むべき存在に成り下がってしまっていて。
  • やはり生きていてはいけないな。汚い遺伝子は処分すべきだな。そう思ってしまった冬の日の朝。悲しい。