ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 中学校という名の収容所を原子爆弾で吹っ飛ばした後、五条大橋へ向かう。ここで昔とある人の相談に乗っていた。なんかしょうもない位愚かだった。誰かに何かしてあげたいっていうおせっかいをまた発動して、当然絶縁して心がボロボロになった。その直後位から自動車教習所に通ったりしちゃって大変だった。窓口に提出する書類を確認した直後に見失って手が震えたりとか相当酷いものだった。忘れる事で対処したのがマズかったんだろうな。心がボロボロになるのはその後何度も何度も続く。死ぬより酷い状況ってのは、多分きっとあるぜ。
  • 南下。とにかく南下。この辺をチャリンコでかっ飛ばしている間に中学時代のMの事を思い出して「あいつに会いてー!!」とか言いながら走ってた。
  • 坂道も何もかも疾走して追い抜いて行く。若いぜ俺様。永遠の18歳。モラトリアム。ピーターパンシンドローム。中2「以下」病。どんと来い、故意、恋?
  • 高校時分仲の良い人がいた。家庭科の授業とかでは隣になるから誰も喋ってない教室で(家庭科なんかみんなテンション低いでしょやる気無いから)ずっと喋ってて先生にずっと怒られたりしてかわいいもんだったんだ。まぁ些細な事から恒例の断絶になる訳なんですが、その些細な事を心の中でその人に対してきちんと説明して謝った。自分の中だけだけど、ケリを付けた。何度か見掛けたりしたけど、声掛けられなかった。掛けた方が良かったなぁ優しい人だったから。大事なものは大事にせないかんよ。
  • しかし高校時分はやりにくい。しかも俺のクラスなんか一応特進クラスだったから3年間同じ顔ぶれ同じ連中で。色んな派閥やコミュニティが出来ちまう。その子になんかちょっかい掛けたら全部筒抜けになるようなシステムはすごいやりにくかったのを覚えている。なんでもかんでもコミュニティ会議に掛けりゃいいってもんじゃないんだよ。ああ、黙ってろよ。ああうぜー。思い出してウザくなってきた。若気の至りって言葉を聯想してしまった。
  • しょうもない行き違いから掛け替えの無いものを失ってしまう事もあるんですよ若者の皆様。そうならないように、僕みたいにノリで行動しないで、ようく考えた方が、きっと、いい。青春を、大切にしましょう。僕もこれから大事にします。
  • 高校の裏から山手へ向かい、ひぃひぃ言いながらチャリンコを漕いで(オイ、どうした青春野郎、体力ねぇなぁ)、山へ入る。暑い。坂が心底キツい。なんじゃこりゃ絶壁じゃん、と思えるような坂。若くないなぁ(さっきの勢いはどこへやら♪)。登って登って鳥居鳥居鳥居。抹茶を飲む。要所要所の回想でおやっさんに貰った抹茶の苦味がほんとに役に立った。ここでは単なる水分補給だけど。登り切って、眼下に広がる景色風景を眺めつつ茶店で買ったバヤリースオレンジを飲む。参拝客のおこちゃまが俺のバヤリースを欲しそうに見ている。どうだ、これがおいしいバヤリースだ。お前も欲しいの?あげない。というようなやりとりがなされたかどうかは定かではないが暫くずっと欲しそうに俺のジュースを見つめていたのでそんな気持ちになったりならなかったりした。しかしいくら山の上だからってバヤリースオレンジのビンが200円ってどうなん。高くね?
  • 坂の下の鳥居だらけの参道を眺めつつ元来た道を戻る。坂を登ってくる見ず知らずのおっちゃんと目が合う。向こうから先に会釈、挨拶してくれて(つか色々考えてたので先手を取られた)、会釈と挨拶で返す。山は見ず知らずの人が挨拶を交し合う事が出来るから嫌いでは無い。ただ「さぁ山登るぞ!」みたいなG.T.HAWKINSでまるで戦闘服かのように身を固めている年寄り集団の朝ラッシュの電車内でのテンションの高さは好きでは無い。あれには閉口したもんだ。
  • 修行を終え(?)山を降り、チャリンコで一気に駆け抜ける。郵便配達のおっちゃんの原チャと勝負して勝つ。俺は風だ。いや風邪かも。喉痛いし。まぁいいやそんなん。
  • 旅はこれで終わり。京都中の俺的地雷を全部踏んで行ったぞ。なんだ、大した事は無い。つか問題は実家にあるんじゃねぇのか、と思うようになってきた。