ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 帰りの電車から全く音楽を消している。電車内の雑踏、走行音、踏切の音。なんだ、別になんて事は無いな。
  • 学生時代はヘッドホンで世界の音を粉々にしていた。雑踏や喧騒は俺の中で美しくなかったのだ。粉々に、していたんだ。
  • 電車の中で立って目を閉じる。花粉防御の意味合いも兼ねているんだけど、五感の内いくつかを殺して感慨に耽るのもまた悪くないな、と感じた。モチベーションの低下とかうんぬんより、何もしたくない。これに尽きる。
  • 無理から意味付けをしようとしている。かなり不健康だ。忘れちまえばいい。そう思う。ので、音楽を忘れる事にした。明日はどこへ行こうか。どこへ行ったって帰って来なければならない。逃げられやしないのだ鎖で首を繋がれている段階では。
  • 目が痒い。シパシパする。殆ど見えない状態で今を生きる。視力があるからといって、何もかも見えるとは限らない。言葉があるからといって、誰とでも会話出来るとは限らない。言葉の通じない相手もいるのだ。そうなれば、ならば、五感を閉ざすのみ。目を閉じて、自分のこころの所在を確かめたが、そこには何も無かった。高校の頃とはもう違う自分が居る。さて。どうすっかね。