ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 俺が帰る頃には夕闇が迫ってきていた。夕闇が好きだ。迫り来る終わり。闇に包まれて消えていくその一歩手前。俺の存在も過去も罪も全部包み込んで消し飛ばしてくれる闇がやってくる前。そう全ての醜さをまだ俺は持ったままの状態。夕焼けが素直に美しい。俺の足りない語彙では表現不可能。自然やなんやらの美しさについての詞を書いていた頃が懐かしい。今はちゃちい詞になっていやしないか心配でたまらない。自分の回りの事が全て。それ以外にリアルな事は何もない。闇に包まれないように。
  • 眠すぎる。画面もほぼ見えないまま文字を打ち、自分の今日一日の過ちを反芻し、なんとなく自分に言い訳をして、また明日歩くため。愚か者の憂い。ブルーズがいつまでも鳴り続ける所以。弱さを捨てて、強くなって、小さな痛みに気付かなくなったら、何も見えなくなりそうで俺はそうはなりたくは無いと思う。日々の情報量が俺には多過ぎて受け流す事しか出来ない自分が歯痒い。
  • よちよち歩きが仕事で結構こっちに来る。なんかもう別の次元の人みたいな気さえもする。お昼を買いに出掛ける時、たまたま二人しかいない状況ですれ違う時も、あなたは微笑んでくれる。意図が、分からない。無愛想な顔をしてごめんなさい。意味が分からなくて整理がつけられないの。