ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

NirvanaのIn Utero。久々に流れる。PC触ってる時は、音楽をいつも掛けっぱなしにしてて、懐かしいな、とか心に引っかかったらシャッフル演奏を止めてそのアルバムを聴き入る事にしている。高校生の頃、別に親しい友達もいなくて、ずっとNirvanaのCDばかり聴いていた。それこそ毎日、毎度毎度の退屈な授業の休み時間の間に。6時間拘束されて、5回の休憩があり、内1回は昼休みで膨大な時間があり、それ以外の4回を合わせて40分。1時間40分も無駄にあんな所に拘束されていたのだ。心に何も無い連中と、嘘臭く繋がり、誰とはなしにいなければいないで文句を言い、そうして自分も陰口を叩かれていることを知らずに生き。俺はあふぉには違いなかったけど、あの倦怠感満載で、諦め尽くした人間達を遂に好きにはなれなかった。流行りものだけを追い求め、そうして心に何も無く、常に退屈していた「今の若者」にはどうしても馴染めなかった。私には昔から何も無かったけど、その頃には既に傍に音楽があった。休み時間の彼等の喧騒に包まれまいと孤闘と徒労を繰り返してきた。長い、長い長い時間だった。

そんな時を共に過ごしてきたのがNIRVANAのCD。歌い手でありソングライターでもあったKURT COBAINカート・コバーン)も学校には馴染めなかった人。俺にはそこが、一番共感できる部分だったのかも知れない。

イン・ユーテロ

イン・ユーテロ

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