ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

そして‥。

期待に期待を重ねたイベントが終わった。正直言うと、つまらなかった。幕間に爆音でエモ。そしてステージでエモ。そしてまた休憩中にエモ。エモエモエモ。エモモモモモ!もう嫌だ!なんか違うもんを流してくれ!音楽以前のもんで構わない。なんか違うもんが食べたい〜みたいな心境でかなり食傷。まず最初はドラムカン。携帯で更新した頃の登場。ふら〜っと出てきて、音を出した瞬間、全てが変わる。凄い。凄すぎ。というか俺は前のミニアルバム、「ドラムカン」しか持ってないので今回発売されたCCCDのフルアルバムからの選曲が主だった今日、ついてけないかな、と一瞬思うが、どうやら杞憂に終わる。「ドラムカン」、1曲目、「Something」が流れる。ゆったりしたイントロからギアが入る瞬間。粗い音のツインギター。よく言われるが本当に「壁」という感じの音。そしてサポートかベースがいる。ともすればそんな暴れすぎるサウンドをまとめるのがドラム。ここのドラムは凄い。技術でギターとベースが遅れを取っている感がある。スティックを最早鉈の様に振り下ろす。ストロークもでかくなる。しかし、無理していない。もう、ぽかーんである。スティックの軌跡が奇跡に見える。言い過ぎか。しかし今日のMVPは間違いなく彼だろう。だからなんでドラムカンから見ないんだみんな。もったいない。気付けばドラムしか見てなかった。そして超期待の星、「Running From Dharma」。なんだ。ギターが抜けてリアレンジも施さず、抜けたトコはそのままってとこもあった。「Our Song」のサビんとこのテレレレレレレレっていうコード弾きもカット。あれ好きなのに。そして今度は逆にドラムが戦犯となる。やたらにキックを強調したPA。CDでは結構多彩な感じだったが縦ノリ縦ノリで凹む。一発目の「Sandbox」も縦ノリ。いやそーじゃなしに。ゆったりでいいから。これが若さか‥。例えるなら、俺は観ることなく終わったのだが、クーラシェイカーのライブに行って、大好きなゴヴィンダやタットヴァまで全てが縦ノリで走っていた時の様な感覚か。ガリソンはもういい。退屈で腰も痛くなってきたから更にイライラしていた。何がそんなに苛付いたのかと言うと、PAのバランス。声が聴こえない!!下手糞!独り憤慨。でもまぁ、内音をそのまま外音にしてるようなバンドばっかだからw、仕方無いのか。最後のセンスフィールド。俺は青いアルバムの曲を期待していたのだが、殆ど、出ず。また、縦ノリだよ‥。盛り上がる場内。冷めて行く我がこころ。お前ら、毎日毎日毎食毎食ステーキばっか喰ってて楽しいか?誰に言うわけでもないのにそんな問いかけを繰り返す。しんどい‥。腰痛い‥。ドラムの老けたイルハン、白ビジュとでも言うべきベース。そしてPAの悪さを声量でカバーする元・ブラックエンペラー宇梶氏似のボーカル。現代音楽で声量でカバーてありえん。しかもクソやかましい音楽なのに。俺の大好きな「Memory」をやるはずもなく、場は縦ノリのオンパレード。ああ辛い。サマソニ以来の辛さ。轟音が、多い日でも安心横漏れギャザーが欲しくなる。そして一番に会場を出る。物販でTシャツ欲しかったけどもういいわ。次ドラムカンの単独なら行く事に決める。ウーピーズ以外なら。