ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

・U−23日本代表対U−23イラン代表を観る。やっぱり面白い。スタメンに平山と田中達也を並べ、CBに闘莉王を配し。もう松井の居場所がなかろうというくらいに働いてくれたトップ下山瀬。そして前半19分、早くもその瞬間はやってきた。左サイドを突破した田中達也がピンポイントクロスを上げ、フリーで待っていた(もしくはフリーになるポジションにうまく入った)平山が落ち着いてヘッドで決める。「なんだかんだ言うて平山18歳なんやで?これで決めてしまったらどないしょー」決めてしまいました。歓喜。凄い。今までは国見校左サイドの川口のクロスをイメージしたか。しかしそこからイランの猛襲が始まる。失点を許してしまったのは後半16分、闘莉王のトラップをハンドと取られ、FKを直接決められた一点だけだった。壁の真ん中を開ける事を忘れていたように思った。それによってキーパー林が振られてしまい。手首一個分の僅か上をかすめボールはゴールマウスに吸い込まれていった。しかし超攻撃型DF闘莉王は解説の松木さんが再三言っていたように、守るべき時間帯でもカットしてすぐに上がり始めたり、あまり空気を読まずにDFのラインを上げていた。その辺が再三イランに付け入る隙を与えていたようにも思えた。サッカーの基本は守備である。というのは日本人的発想か。ブラジルの血が流れる闘莉王はやはり攻めてナンボのようでもある。ブラジルサッカーは血だな。こりゃ。器用な田中達也がちょっと怖いチャージを受け退場したのがかなり気がかり。代表にとっても、浦和にとってもケガでない事を祈るばかりだ。そして同じ快速系の俺的萌えFW,坂田登場。坂田は達也よりワンテンポ動作が遅いのであまり決定機は作る事が出来なかった。これからに期待である。おおっ、というか坂田&平山ってワールドユース組の再来だな。つうかもう本当に松井の出番ねぇなこりゃ。サンガでがんばれ。J2(ここ強調)でがんばれ!

・市長選挙に行く。犬になる為だ(前日参照)。なんだか東山区は投票人数が一番少ないとか言って電子投票なるものが採用されていた。新道小学校へ行く。6年通ったところ。少なからず感慨に耽る。そして入り口で「←順路」と書いた張り紙を明らかに確認してから右へ行くおばさんを発見。「いや、あの違いますよ?」「あ、そうですか」職員室を通過し、南階段を見て右へ曲がるのだが、先ほどのおばさんがまたも迷っている。左はコピー室で実質壁だというのに!「こっちです」まるでボーイである。もう先導して無言で歩いて行く。運動場に出て左折する。若い選挙管理委員会かどっかのにいちゃんねえちゃんに「ごくろうさまです」と言われる。いや、まだ投票してないし。町別に区切られた受け付けでまたもおばさんは窓口を間違えて注意されていた。どーしょーもないなあのおばさん。きっとあーいう人がおれおれ詐欺に遭うんだろうなぁ。無記名投票でもしてやるかぁと思ったが、電子投票なるもののせいで強制的に「誰かに票を入れざるを得ない」状況に追い込まれている(どういう表現やねん)。舌打ちしながら票を入れ、去る(何故舌打ち?)。そして出口には未だに投票用紙入れが。なぜだ。いらんがな。

・そのまま家路に就くのも芸がないのでダイエットを兼ねて散歩に出る。大和大路を下り、あえて歩道橋を使って五条通を渡る。上の風景が素晴らしいのだ。夕日が射せば、絶景だ。誰も使わない歩道橋をわざわざ渡るのは物好きな俺くらいのもんである。豆腐屋を越える。まだ俺がうら若き高校生だった頃、毎朝大豆のいい香りがしていたなぁ。豊国神社を抜け、国立博物館を抜け、坂を登り、三十三間堂の東側の壁際を歩く。GSを抜け、今熊野商店街へ。病院を過ぎ高架を下り、迷った挙句本町を下る事にする。以前本町を真っ直ぐ下り伏見稲荷を登った事があったのでまたやろうかと思ったが、疲れて鳥羽街道から始めて交通機関を使って帰る。脚伸ばしただけで筋まで伸びたら嫌だし。ぼんやり電車で帰ることにする。夕焼けが日赤に反射して俺の心にも反射した。また一日が終わる。終わっていく。