ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

龍馬。

・龍馬へ行く。前から気にはなっていた店である。討幕派よりはむしろ佐幕派なのだがそんな事は全く気にせず行く。隣の純へは開店セール時に一度行ったっきりである。龍馬はおっちゃん一人で切り盛りしている。あまりに忙しそうにしているのでなかなか注文のタイミングが分からずまごまごしてしまう。やっとの事で注文。「並」と「龍馬丼」とやらを注文する。ずんどうのダシを小鍋で人数分だけ沸騰させるスタイル。待っている間にキムチが食べ放題なのでおおよそアホ丸出しに取りまくる。カクテキより白菜の方が好みだがキムチ漬け担当が「韓国に帰国」したらしい。そのまま帰って来ないんじゃないかと心配せずにはいられなかった。もしゃもしゃキムチを喰らう。少し酸いだろうか。赤井英和が常に言う、「キムチはもうちょいつけたら酸っぱくなって旨い」であろうか。細麺なので茹で時間があまり掛からない(一分位だろうか)。そしてじきに麺登場である。旨い。久々のヒットか。ダシ系はあっさり=味が無いと思い込んでいた自分を恥じる思いである。店内には堂々と「無化調」の文字が張り出されている。マジですか?「無化調」でここまでの味とは‥。恐れ入る。駅ビルの銀座匠力に行った後では値段的にも損した気分は否めない(最早比較するのもいかんか)。恐れ入っている内に「龍馬丼」登場である。これが面白い。普通麺屋の丼と言えばチャーシューの細切れとネギが乗ってて「ハイどうぞ」ってなのが主流だが、ここのは違った。「逆チャーハン」とでも言おうか。普通のごはんの上にネギと豚ミンチを入れた大きな卵焼きを乗せるのだ。チャーハン味の卵焼きがごはんの上に乗っている感じである。「所詮チャーシュー丼だろう」とタカをくくっていた所いい意味で期待を裏切られしかも旨い。これで800円か。拉麺小路に行くのがバカらしくなってくる(元々分かってて行ってた様な所もあるが)。龍馬丼の調理時に、卵はなんと3つも割ってくれていた。一人でテンパっていた分あの嫌な感触がするが、それはご愛嬌(がりっとか口の中で鳴っちゃいました)。食ってる間に昼休憩でシャッターが閉まっちまったけど、おっちゃんの「ゆっくりくってね!」で救われる‥ワケも無く。そんなこんなで大満足で店を出る。通い決定。

・そこから出町柳へ行き、トイレを探して鴨川を渡り少し上に上がったところに公衆トイレを発見。そして用を足し、何を思ったか河を北上する事にする。こんな時は当然何も考えてやしない。ただ歩きたいだけである。今思えば哲学の道にでも行っときゃ良かったなぁ。なんしかその時は何も考えてはしなかったのでかわべりをひたすらに歩く、歩く、歩く。曲の構想でも練れば良いのに浮かぶのはしょーもないマンガのネタばかり。絵なんか描けないと言うのに。よくあるケンカ漫画。フセ○ンみたいな奴を主人公が殺しに行くのだが、フセ○ン自体神に命令されていて逆らえば地球を滅ぼされるみたいな感じで仕方無く虐殺をする(つまり世界中の人間を人質に取られている。数の論理と言う悲しい選択を余儀なくされてしまう)。その神も実は次の神の座を狙っているものの一人で(設定では現在の神の息子)、神になるために出された神からの条件が「生態系を一つ作る事」で、辻褄合わせでバランスが崩れそうになるとその要因になる人間を殺させるみたいな話。ああこんな事考えてないで曲作れ俺。

・そして北大路ビブレをひとしきり物色した後烏丸を南下し今出川を西へ行き堀川を南下し駐車場なんか構えやがった清明神社を過ぎ、全日空ホテルの北端の道を東へ行き烏丸を下り御池を東へ寺町を南へ。家に着く頃には少し疲れてしまった。3時間も歩いたのは久し振りだ。ひさしぶりぶりブロッコリーである。3時間も歩いて、曲の構想はちっとも練れなかった。いや、練らなかった。

太田房江再選。大阪の投票率は相変わらず最低に近い。だ〜れも期待しとらん。京都も似たようなもんだが。政治に期待せず自らの身を守るにはどうすべきか。タンス貯金、年金踏み倒し、確定申告での奪い返し。もっと「年貢」について学ばなければいけない。大したギタリストだなぁオイ。