ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

・京都駅まで漫画を買いにいくのにわざわざ徒歩で行く。片道30分〜1時間というところか。吹きすさぶ風の中を行く。寒い。そして昼食をまたしても行きつけの拉麺小路で喰らう。やはり休日は盛況である。長蛇の列。徳福で喰らう。金曜日に行ったばかりである。麺を頼むと食券提出時に「塩」か「醤油」のチョイスを迫られる。HPなどで見る限りこってりイメージが強いが実は塩のほうが旨い。醤油がマズいと言うわけではないが、塩のほうがなんとなく旨いのである。麺幸に行くくらいなら是非こちらの塩をオススメする。損は無いと思われる。醤油の方は我が家のヘビーローテション、日清の行列のできる店のラーメンの和歌山の生ラーメンといった所か。塩は俺の知っている限りの知識を動員すれば、芦屋2国の「力一杯」という店のものに似ているかもしれない。件の神戸の悪友たちと行った店で大変思い出に残っている。今考えてみて初めてそこの味に似ている事を思い出した。そこでみんなでいることの方が大事だったのかな、と思う。ところで連れに指摘されて今日初めて気付いたが、極度の高所恐怖症の私が京都駅の空中経路を渡るのはなぜか抵抗が無いのだ。この先にラーメンがあると思えば何てこと無いのかも知れない。というか、名古屋のテレビ塔よろしく、階段の段に隙間があったり、風が直接吹いてきたり、遮るものが無くて飛べば死ねる状態にあるのが怖いのかも知れない。普段消えたい消えたいとぼんにゃり思っていても所詮はこの程度だ。戦地で、常に死を意識している人はわざわざ死にたいとは思うまい。死の危険が全く無いから、消えたいなぁとぼんやり思うのであろうか。そしてまた長い散歩を楽しんで帰路に就く。

・その足で藤井大丸地下一階のタベルト(いわゆるデパ地下)に行く。高島屋ほど混んでなくそれでいて品揃えも悪くなく地味に活用していたのだ。で、何を主に買うかといえば「はまぐり」なのである。どこでも買えるやんぼけーというツッコミが入りそうなのだが国産である。国産はまぐりはきょうびなかなか無い。焼酎みたいになってしまったが最近はまぐりは殆どが中国産である。なんでも喰う国。ハクビシン。野菜には水銀が基準オーバー。セーフガード発動。そんな国である。出来れば国産を買いたいと思うのが純粋なところである。で、それが無くなっていた。がっかりして中国産を買って帰る。あまり売れてなさそうだったしなぁ。仕方ないっか。ぶりの刺身が激旨そうだった。ぶりの旬が終わってしまうなぁ。

・録っといた駐在さんを帰宅してから観る。ゆうこりんは休みだった。意味は無いがゆうこりんがシバかれるのを観て一週間が終わるといった感じなのに。

・どれみを観る。親が勝手に進路を決めてしまい温厚なはづきが終いに怒るという話。矢田君が最後にシメる。この子最初はつんけんしてて好かんかったけど実はいい子なのね。俺はもし美空町で生まれていたらこんな風には育ってはいやしなかったろうなと思うことがある。山があって海があって、みんな優しいしな。こんな町に住みたい!と思わせるのは理想だけで作られているからなのか。だとしたらこれは現実の排反であって‥つまりこれを創った人も俺と同じような感じ方をしてしまっている可能性があって、それはやはり凄く悲しい捉え方だからハッピーな事ではないような‥。スタジオジブリの「耳をすませば」の街にも住みたいと思う。あの映画、ジブリで一番好きかも知れないもの。心地良い風が通り過ぎていくようで。