ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

・今更ながら昔聴いていたCDを引っ張り出して聴いている。RumtagというバンドのRumtag Blueという名の1st。これを聴いていた頃、相変わらずの口の悪さでとある人を怒らせて、謝りに行くのが怖くて怖くて、これを聴きながら現実逃避ばかりしていた日々を思い出します。ヘタレです。キングオブヘタレファイターズなのです。キャンセル超必でダメ人間。あーあ。このバンドに出会ったのは、ナンバーガールがデビューしたての頃、Live Yというテレビ番組があって、それが何故か我らが辺境(偏狭)の地狂都にも流れていて、福岡のバンド特集かなんかでFieldとRumtagのステージ映像が流れていたんです。一つ、抜きん出たバンドが故郷の箸にも棒にも掛からんバンドをメディアで紹介して、紹介された方もどうもありがとうございますみたいに便乗して金を儲けに行くみたいな風潮は大嫌いなのですが、ナンバーガール紹介という事で期待値も高く、また素晴らしい二組だった。そして好み的にRumtagのステージに惹かれました。基本的に過去への憧憬と、人としての弱さを見つめているような音楽が好きなので(過去の過ちに対しての後悔が無ければ次の向上も見込めないし、弱さを知らない人間が強くはなれないと思う)、CDまで買ってしまった。もの凄く歌詞カードに歌詞を詰めて書いてあって、もの凄く見難いのと、後年にCDを取り出すときに真ん中のぷしゅっと押すところが何個か取れてしまって、「ぷしゅっ」が出来なくなってしまうのですが(お金掛けなきゃダメみたい。ミッシェルのハイタイムの「ぷしゅっ」も取れてしまった)、そんな事はお構い無しに良い。歌はタバコでガラガラで高音域でかすれてしまいそうな感じだが、あーゆーかすれ声ってなぜ俺の心をかきむしるのだろう。出ない高音を搾り出そうとするギリギリの切羽詰った感、それこそナンバーガールの向井氏的に言うならば、「キワッキワのカンジ」であろうか。このアルバムはコード進行もアンサンブルも個々のパートのフレーズも良い。結局ベタボメなのだ。音を聴くと過去の過ちを反芻してしまう‥で、結局とある人には謝りましたよ。なんであんなアホな事言ったのだろう。若さか‥今思い出しても舌打ちしたり、「あっ」とか、「あーあ」とかなんでもない言葉を空気中に放って、少しでも緩和しようと涙ぐましい愚かな努力をするのであった(はたから見たら意味不明)。記憶消してー。