ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 第一はひたすら感情を解放して。
  • 第二は自分を主語にして。
  • 第三は自分をいたわる手紙。
  • 第四は相手を思いやって別れる手紙。
  • 第一。もうそんなに怒ってはいない。あなたは私を裏切った事は生涯忘れないし許せないが、そうさせた私にも責任はあったのかも知れない。だがルールを破った事は事実だ。決して対等な責任だとは思わない。これは変わらない。あなたの方が悪い。
  • ただ僕も、あなたに信頼されなかった、つまり信頼させるに至らなかった事については落ち度だったと思う。心を解きほぐしている様で、実際は遠い世界の住人だったのかも知れない。あんなに素晴らしい貴方をそこまで追い詰めた輩を思うと僕は本当にはらわたが煮えくりかえる思いで。それは僕を裏切ったあなたへの感情と一緒だ。怒りだ。ここまで人をコケにするとは。
  • 第二。悲しかったし、怒ったし、惨めだった記憶、感情も大分薄れ出した。どだいそんなに記憶力がある方ではない。でもこの問題を、心できちんと処理しておかないと、抑鬱になるだけなので、これはきちんと処理しておかないといけないと知っている。
  • 私は昨夜再度あなたの手紙を読み返した。あなたは一応きちんと謝罪しているんだな。行為そのものに対して。だが居直っている。
  • そしてここに、あなたに出さない返事を書き続けている。それが自分の治療、気持ちの整理になると思うからだ。そしてそこから一歩前に、半歩でも良い、進む為にやっている。
  • あなたには私の世界の全てを見せた。それに値する人だと思ったからだ。流石に今はちょっと、あなたを超える人の存在に出会えるとは到底信じられない。あなたの幻想と戯れている段階だ。あなたと世界を共有している時、何が出来たか、自問自答の日々だ。これはあなたを超える為。わたしを超える為。
  • そうなった自分が、いつかあなたの力になれるならばそれで良いと思うし、そうでなきゃそうでなくて良いと思っている。それは結果だからどうでもいい。過程に集中している。バイトの休み時間もずっとこの辺の本を読みあさっている。あなたの気持ちに少しでも近付く為に。読めば読む程、アダルトチルドレンの特性がもう意味不明にしか思えない。僕は変わってしまった。しかしそれは必要な変化だった。忘れてしまって良い記憶。しかしそれが、僕らを遠ざけたんやね。納得出来ない。いつかもう一度機会を与えて欲しい。そう願う。
  • 第三。
  • 終わってしまった事は仕方のない事。次に進む為に、現状の分析や、過去起こった出来事を考察する事が未来のあなたへ続く礎になる。過ちは起こして良い。過ちから学べないものがクズだから。そこで学べばいい。代償を支払った分だけまた伸びる。人間として膨らむ。大丈夫だ。今はまだ不安だろうが、その内収まる。「なんとかなる」。いや、君はもう自分で「なんとかする」事を、やり方を知っている。さほど心配はしないよ。出来るから。
  • 第四。
  • 初期の恋愛のドキドキが、死や危機に直面したあの感覚と似ているから、それを持続したいと願い続けるのだろう。不安定な方が収まりが良いんだろう。それではきっと進めない。近い内に破綻する。あなたは私を裏切ったが、沢山のものをくれた。素晴らしい思い出と、感情と、ありったけの愛情をくれた。もうそろそろ、あなたの事を手放す事が出来そうだ。まだあなたが帰ってくると思っているのも事実だ。もう帰ってこないんだ、そう思えない。あれだけの事をされてもまだそう思っている。僕はそんな気持ちのままだ。そんな人もきっと沢山いるのでしょう。愚かな人の仲間入りを果たした。でも僕は、それで良いと思う。自分を偽って生きるのはもう辞めにしたんだ。心のままいくよ。あなたもそうしてね。