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- 結局前の彼女は、僕より明らかにしょうもない男と付き合う事で共依存にハマって行くわけだ。アダルトチルドレンから脱却させておけば良かった。これは一部僕の責任でもあったのかも知れないが、こういう考え方こそがアダルトチルドレン特有のものである事も理解しないといけない。つまり境界線が曖昧で、他人の責任までカブりたがるという悪癖だ。ここまで行くとただの依存であり、愛情ではないワケだ。
- 共依存の絶望を身を以て知って貰うより無い。絶望と死に等しい苦痛と共に、彼女はあのアホと別れるのだろう。いつかカウンセリングを受けてくれればいいな。あの人はとても素晴らしい人だから。
- どうかいつか、アダルトチルドレンから抜け出て欲しい。彼女が自分で自分の価値を否定しなくて済む様に。何度も何度も二人の空間を作ったのに、過去の痛みを癒す行為をしなかったのは僕の怠慢だったのかも知れない。今度誰かと付き合う事になったとして、その人が、大切なその人が心に痛みを抱えたままだったら、僕が癒そう。血塗れの状態から復活した心は、それなりに強い。強いというより、脆くない、と言った方が良い。そこまで肯定的には言えないのだ。良い、より、悪くない、と言った表現の方が近い。
- 共依存について再度、いつも読んでいる本を読んで眠ろう。
- 作者: 西尾和美
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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