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- と言うわけでインテル欧州CL制覇記念読破。
- 作者: 片野道郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/09/03
- メディア: 単行本
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- ゲイでない私が唯一夜に誘われたら断れない男がこの人。まぁ子供おるんだけど。大口を叩いてまず批判を選手に向けず一身に背負う。勝ったら選手のおかげ、負けたら監督の所為、を、貫く。売られた喧嘩は必ず買うを信条にしているので、他所の監督がちょっと批判しようものならマスコミ使ってフルボッコも辞さない。時にはそのマスコミすらもボコボコにする。敵を作り続ける人生。現状に甘んじない。本田も同じ様な感じだけどこっちはもっとキツい。ただ人格者であるのは間違いなく、インテル就任初年度、ほぼ一年出られなかったマテラッツィ(ジダンに頭突きされたカス)ですらモウリーニョは最高の監督だと言い切る。素行不良がたびたび問題となったアドリアーノや、真性DQNのバロテッリなどさすがにこのクラスの選手は一癖も二癖もある。それを纏め上げていく手腕はさすがの一言。就任から3年でCL制覇したので最早否定しようがない。現状に慣れない。進んでいく事によってのみ得られる達成感。どんな困難な試合でも、勝った時はさっさと帰る。そんな監督に、私はなりたい(なれません)。