ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 板宿の友人の結婚式の打ち合わせに。僕が受付やるらしい。髪の色脱色した角都の髪型、正に角都そのものな今の俺がそんなめでたい席に!ってな感じなんだがまぁそこんとこヨロシクって感じで。
  • そういう話をした後で僕だけひとりで街を散策。ぶらぶらしてるとバーゲンの人の波に呑まれて疲れてしまった。なんだか寂しくなって繋がらない番号に電話を掛けてみたりしている。弱ってるなぁ。しんどくなって京都に帰る。友人は一緒にメシでも、と思ってくれていたようで、俺もそう思ってたんだけど、誰にも会いたくなくなってしまったんだ。もう誰にも会いたくない。そう思う時が、今はしばしば、ある。
  • 京都に帰ってなんか焼肉でも食べるかと思って、ひとり焼肉敢行。錦へんこつというお店に行って食べる。「こちらのお席になさいますか」って、今誰にも会いたく無いのにおねえちゃん2人連れの席の隣なんか座る訳無い。カウンターに座ってホットプレートで旨い肉を炙るのもまぁある意味贅沢って事で。頑張って食べてたら結構お腹一杯になってしまった。6500円。昔はもっと食べたのに。昼飯の鶏豚カツ丼が重かったか。
  • サカエで黒烏龍茶を買って飲んで、さほど多くない、人の波を見つめていた。願わくばもう誰にも会いたくない。天井を見上げて、アーケード。上から飛び降りた気になって物事を考えると、きっと、着地の瞬間、俺は後悔するのだろう。
  • あなたの為になら、命を捧げる事が出来た。あなたの為に死に、あなたの為に生きる事が、もし出来たとすれば、俺は救われたろう。俺が今まで生きてきて、どこかで無くしてしまった優しさや、穏やかさ。人間の素晴らしい部分を、あなたは全て持っていた。パズルの最後の1ピースの様に、僕等はピッタリと嵌ったんだ。もう得たいものも無い。得るべきものも無い。何も無い。この先生きていても何も無いんだ。それでも俺は、後悔するのだろうと思った。こんな状態で、こんな気持ちで、何を表現する事があろうか。二度と、人前ではギターなど弾きはしない。曲も書かないのかもしれない。もう全てがどうでもいい。無くしてしまったから。やっと動き出したと思った時間が、また止まって、錆付いた。それだけの事。
  • そんな気持ちの時には、目に付く全ての人間が憎くなるものだ。ポン引きも引いてしまうほどの目付きで、街を歩いてビールを飲んでいた。生温い夜。