ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 東海道徒歩。水口から鈴鹿峠を越えて関宿まで歩く。そこまで行かないと電車の駅まで遠いってんで、気合で。結果7時間位歩いた。若手芸人の様な事をやっている。鈴鹿峠のうねりと坂っぷりは凄かった。舗装された道を歩いてるだけでもキツい。昔の人尊敬するわ。雨の日とかどうしてたんだろ‥ぬかるんでたら死ねるぞあそこ‥。
  • 写真はいつかどっかにアップしたい。ここでなくてもいいかなと。と言うか今日は流石に疲れた。歩いてると脚の付け根やら足の裏やら痛んでくる。
  • デカい高速の高架の下をくぐった。見上げるとキン○マ縮こまる感じ。高い所に入る時と同じリアクション。デカ過ぎて。ここまで行くと最早芸術だなと思える大きさだった。よくこんなデカい重いモノが屹立出来るんだなぁと思う。建てた人と、道路舗装して俺の旅をサポートしてくれたオッサンらに心の中で敬礼した。
  • 10km超えると浮ついてくる。ランナーズハイ的な、ウォーカーズハイとでも言おうか。ぐちゃぐちゃ思索してられる段階はまだ甘い。今日は山越えたので、もうコンビニはおろか、自販機すら無い状況で、ひたすら距離だけがあって、脚はなんか痛むぞ、っていう状況で歩いた。止まっても戻ってもどうしょうもないから。ああいう状況は良い。進むしか出来なくなる状況に身を置けるってのは、まぁ道楽だけれども、いい事だろう。進むしか出来なくなって、歩けば足が痛い、しかし歩くしかない、って状況では、ゴチャゴチャ考える事を辞める。周りの山、田畑、森、高架、風景の全てが俺に訴えかける、お前は所詮、ちっぽけな人間。そやなー。そうやなー。鬱屈しててもしゃーないしなー。遊ぼう。楽しもう。そういう気持ちに、なってくる。
  • 木々の枝葉が陽を受けて眩しく輝く。生命の輝きを感じる。道端の地蔵になんか知らんが手を合わせる。なんか感謝する。そういうのが、良いなと思う。