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- おなかがゆるい。朝からやばいなと思ってたが、通勤中にもよおしてトイレへ。聖闘士聖矢の牡羊座のシオン×天秤座の童虎の千日戦争の如き激しき戦いをトイレで繰り広げている間に、もう既にド田舎路線の電車が行ってしまった時刻になっていた。流石に30分電車を待ってゆるいおなかで行く気にもなれず、引き返す。そうして眠る。眠っている間に何故か繰り広げられる恋愛診断。誰だこんなサイトに行ったのは、と言う前に結果が診断される。相手側に告げられる酷い内容の診断。この男はあなたをメスのようにしか思っていません、この男と一緒に居た所で、この男の恋の経験値が多少上がるだけであなたにはなんら有益なところはありません、っていつも曖昧な内容で記憶もおぼろげな夢にしてはしっかりはっきり覚えている。はぁー、もう、そうなの？深層心理のレベルではそんな事考えてるのか？夢って得てして深層心理を体現してるとか聞くけど（ウソなのか？）、そんな事、考える訳も無いのに。
- 夢で、ヘコむ。
- 境界性人格障害という言葉がある。いわゆるそれだ。どれ？アレだ。俺だ。
- こんな自分と完全に一致する彼女は大丈夫なのかと問いたいが大丈夫に違いない。一緒に居ると心が洗われる。そうなってないから分からないだけかも知れないけど、捨てられてもいいやと思う。後悔は無い。感謝のみ。多謝。
- 健全な関係なのかなと思う。しがみつきじゃないのかな。こわい。怖くは無いけど、そう、怖くすらないんだ。生きている内にこんな気持ちになれるなんて、完全に安心出来るなんて、考えた事も無かった。またそうなる事を夢見る事すらも無かった。全てに絶望していたからだ。
- あまり音楽を求めていない。持っているCDだけで充分だ。今でもX JAPANはカッコイイと思うし、毎日ART OF LIFEを聴いている（それはX JAPANじゃなくてX時代の作品なんだけどね）。あれはYOSHIKIの最高傑作だと思う。彼が畳を意図的に踏むかよ！
- 適当でいい加減な自分を、彼女はまっすぐに見つめてくれる。どうしてこんな俺を？そう思う前に感謝が先に来る。不安や怖さはすぐに消える。こんな事、あるんだな。後はこれが健全な関係だと証明出来たらいいのに。でもそれを証明する前に、二人は引き寄せられてしまう。良いのか悪いのかとか言ってられたらこんな事にはなっちゃいないよ。今の状態で絶縁したって、それはそれでいいんだろうと思える。今だけかも知れないけど今はそう思う。
- ああ、頭が上がらんのよ要は。でもその割には結構ワガママしてしもてるんよね。何でも許してくれるからって甘えてるだけなのだろうか。その代わり向こうはワガママしないように警戒している。結構しとるんだけど。あまり度を越さないようにビビってる。度を越してくれて全然構わないと思う。何言われたって平気だし言われた事をしたいと思う。いいのかなこれで？そう思うんだけどそれもまた消えちゃうんだよな。思考や理性はホント衝動や本能の前には皆無よ。
- 適当でウソばっかりついてる、こんな自分。彼女を大切に出来てるのかな。渡り鳥の為の止まり木みたいになりたい。少しの時間だけ、考え得る限りの安らぎを与えて、したいようにワガママをさせてあげたい。もう既にバチバチにシバかれたりしてるけど、それでもヘラヘラ笑ってられる間柄。貴重よね。
- 出会う人出会う人に僕はシバかれるんだけどこれはDVじゃないのか。
- 今までの人生が、今に帰結して来る。動物園の檻の中で過ごした学生時代も、破れたこいも、絶縁した友人も、あの日の美し過ぎた夕焼けも。全て。
- それでも俺は旅に出るのか。旅の終着点はこの家であり、俺だ。どこの国に行ったって一緒だ。何も変わりはしない。だが今俺の中で何かが劇的に変わって行っている。性格悪いし適当やしウソばっかつくしもうどうしようもない問題児。その辺は全く変わっていないのだけれど、そこ以外と言うか、根本が何か、変わって行っているような‥。
- 赦されるのならば、残りの人生を全て自分のために、相手のために生きたい。赦す、と誰か、誰でもいい、ひとこと言ってくれ。それで救われる。
