ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 定時日。ちょいと出遅れてコンビニでグルメ雑誌読んでド田舎列車を待つひと時。メタルと田んぼは、良く合うね。
  • 派遣会社の先輩とコンビニで出会ったので一緒に帰る。例によってお喋り好きな方なので、たまに相槌を打ったり、ツッコミを入れてりゃいい訳よ。そうでなきゃ、幸運にも帰りの電車同じタイミングになったハス向かいのビッチ姉ちゃんに文通を申し込みたかった訳よ。そう、分かる?あの気の強そうな、人の言う事ハナから聞かなさそうな、自分至上唯我独尊主義っぽい人を屈服させたい訳。まぁさりげにこっちを周りにバレない様に見てくるんだけども。それは「フラグが立った!」状態か、侮蔑の目か、どちらかである。両極であるので、慎重に対処したい所だ。
  • 毎朝乗り合わせる朝から泣きそうなおねえちゃん。俺が確実に気付かないタイミングで俺を見てくる。かなり上級者だなと思う。俺がほんとに気付かないから。大概の事には気付くんだけど、電車の路線図とか好きだからたまに必死で見てる時があって、そういう時に限ってガン見されている。そしてふっと我に返った瞬間、もう向こうは顔をそむける準備をしている、ってあれ?これは普通にアウトなんじゃ?
  • と言うワケでしょーもない会社務めの日々ももうすぐ終わりに差し掛かり、とか言ってるけどまだ当分続くのだけれども、それなりに楽しく、過ごす、のよ。おもしろくもなんともないものからおもしろさを引き出すのさ。俺はサムい奴から笑いを引き出せる男。ビッグバン。宇宙は昔、無でしたとか意味わかんなくね?無から有を生み出せ。膿みは、出せ。
  • ラーメン!と言うワケで連食。夜しかやってない店優先で行こう、と言う事でラーメン軍団に。重厚ラーメンなるものを頂く。うむ、重厚。無鉄砲とかああいうのが好きな人は合うでしょ。ガンダムで言えばダブルゼータやね。重装備やし。そうなの?ガンダム全然知らんと語ってる僕みたいなのはきっと村八分にあうんですね、わかります。
  • 軍団のバイトのにいちゃんの胸の名札の中に思いっきり「新人」て書かれててわろた。ひきつけ起こしそうな敬語を噛みそうになりながら店長に怒られながらやっとった。初々しいのう、とか思ってみてた。がんばれ〜。
  • さてもう一軒、行くかと言う事で、「晴れた一日」が気になってんだけど、ここ最近の物価上昇で、スネて店をたたんでやしないかと心配になったのですぐそこの鶴はしに行く。鶴はし喰い出したらヨソのが喰えなくなるんだよな。これはかつて、かの有名な京都の大嘘付きhope氏が、ジミヘンにハマったら、ある一定の期間はジミヘンしか聞けなくなる事を「ヘンドリックス・シンドローム」と名付けたのだが(知るか)、とかくそれと同じような状況に陥るのだ。ヒネクレ者よ鶴はしに集え。普通にめっさうまいから。おやっさんとパートのおばちゃんとわいわいやって楽しむ。家に帰って来たみたいな。そうして来店したのはどう見てもファミレスで充分なスネかじりのガキ共。そうワタシと同類項。わいわいがやがや「アレにする?コレにする?」と、どっちでもエエわチンカス共が!さっさと頼んでさっさと喰ってさっさと帰りやがれ!と心の中で毒づけど、顔面は仏の慈愛の如く。愛。「メンカタいっとく?メンカタ?」とかほざいてて、心底「ラーメン=メンカタ」な人種を憎悪している俺が若干ムカっと来てる所におやっさん、「カッチカチでだしたろかい」とか言ってんの。笑っちゃうよな。どこのハリガネ*1やねん。
  • 連食って事で至高のとんこつを喰い終えてちょっとのんびりしてると、「酒でもいれましょか?」。なぜだー。しかしそんなお言葉には甘えずにいられない甘えんぼの俺。元老院という焼酎を頂く。これ、木の樽とかで熟成させたものらしい。香りからして俺のへっついねことは違う。香りでもうウマい。そう、ウィスキーみたいな香りと風味が味わえるのね。いい所は何でも盗んで行けってな。今度買おう。後甘過ぎるフルーツワインとしぐれ煮をお土産に頂く。すんません、お釣りはいいですって言っても、「店長が勝手にやってるんで」で終了。これで彼女連れてきてくれとか言われなきゃなぁ。連れてったろかいマジで。
  • そんな訳でチャリンコ千鳥足で帰って来ました。昔好きだった人の家の近所を通ってごめんなさいを言いました。破れてしまったあの恋も、うまくいかなかった友情も、仲良く過ごしたバカ騒ぎも、全て、無駄じゃ無かったんだ。

*1:博多ラーメンとかでは麺をほとんど茹でずに、さっと熱湯にくぐらせる程度でよしとする事をハリガネと言ったり言わなかったりします