■
- そして肩こり体操をして眠ろう。多忙だ。無駄に。
- こんな事で時間潰しとる場合じゃないんやけどなぁ。1日そればっか出来たらええのう。多分そうなったらやらないんだぜ。
- 細かい事や、地道に、って事が大の苦手。大概どしゃーん、って感じ。今もほれ、4曲位同時進行。捉え切れん。
- 今日は無理。嘘。今日も無理。おもろい仕事なるものがもしあったらばやってみたい。
- うた。どこへんまで声を出せるのか分からない。あまり張り上げてると枯れるし。びみょー。歌だけはほんま、鬱陶しいけどなんとかせんと。大嫌い。
- ああ歌うのが好きだなんて胸を張って言える奴はきっと狂っているんだ好きになれる筈も無い自分の声を他人に聞かせて悦に入るなんて狂っているとしか思えない。ボーカリストなんかエゴの塊だと思ってきた。存在価値が一番無いのがボーカルだと。ああそんな、ああそれでも私はしょっぱい声で歌わなければならない。ヨレヨレの声質でへったくそに何かを歌うのだ。もしそれで喜びを得られると言うのならば、きっと俺は、自分で思っている以上におめでたいんだろう。くそっ。
- とはいえ練習しないといけないんだ。難しいなぁ。
- バランスなんだ。きっと。歌う事だけを念頭に置けばもうそこそこ行けるのではないかと錯覚している。ライブでの話ね。でもそこで余っちゃうと、また違う気がする。やりきった感。これこそ。歌だけ綺麗に歌ってハイ終わり、じゃなしにな。どれだけねじ伏せたかってのも重要になる訳で。感情を込めすぎると歌えない歌ばかり。バランスだ。1曲1曲の思い入れが強過ぎる。どれがどんな状況で出来たかも勿論鮮明に覚えているからそれらがいちいち思い出されて脳細胞を倍速で殺して行くのだよ。
- ねよ。