ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

ヘキちゃん

  • 家に来る。なぜか一緒にアタック25アタックチャンスの際の児玉清氏の腕の動きが気になる。氷をくれというのでひたすらくれてやったら全部喰ってしまった。観察しているだけでおもしろい。
  • いいちょに行く。普通に最高の麺を待ち無しで喰らい、早々に去る。バスの中、大体どっかをキョロキョロしていた。観察しているだけでおもしろい(二度目)。
  • もっかい家に帰る。買える前にりそな銀行かなんかがあったとこに新しく出来たとこを物色したり、近所の丹波屋でだんごを買ったり。生まれて初めて丹波屋のだんごを食った。
  • ギターを教えて欲しいと麺を喰いながら言って来たので、そうする。京都に来てどこにも行かずに俺んちでギター。ありえねー選択肢。そうして微妙に鳴らないFのコードをひたすら抑え続けるヘキちゃん。観察しているだけでおもしろい(三度目)。
  • 晩飯を喰らいに行く。近所のオッサンに「仲ええなぁ」と冷やかされた。死にたい。鴨川を歩きつつ北上。三条へ。夕焼けが赤み掛かって最高に綺麗だった。燃えているような赤、それでいてクールに引いているような穏やかな青。最高である。三条に着く。すしてつは人だらけでパス。よっちーと行った呑底はなぜか休み、仕方ないので丸萬へ。後から気付いたのだが暖簾も出てないのに普通に入って行ってしまった俺。飲みながら、若干マジな話をする。マジな話をする時は、俺は人の目を見ない。見られないのだ。大層な事を言っている割には、中身なんて全くないのだから。最も大切にしたい人を、傷付けてしまうのだから。後ろめたい思い。微妙な言葉。嘘ではない。ないが、実践出来ているのかそれ?ってな感じで。「たまに目が笑ってない」「(オーラが)黒い」とか言われる。ああ、そうかもね。殺気と、怒気と、悲しみと、後悔と。負の感情しか持ち合わせていないのだから。見えてしまうのだな、と思ってしまった。彼女は、とても真っ直ぐな人。
  • アイスを買おうと言い出す。アイス‥ちょっとしばらくはもういいです。
  • 酒を買って、もっかい我が家へ。ちょっとした約束を守ってくれとお願い。最後まで目を見て約束してくれなかったのが、少し寂しかった。
  • 阪急で烏丸へ行き、地下鉄まで誘導。すごい殊勝げに、「関東へ是非」と言うのが面白くて笑ってしまった。こういう所がダメなんでしょうね。とても嬉しかったのに。機会があれば、是非。
  • 帰り。心がギスギス歪んでくる。どうしても止められない。楽しい事の後には反動が待っている。アーケードの隙間から夜空を眺め、笑って歩いてくる人を心の中で罵り、こう、負の感情が膨れ上がって来る。死ねばいい。消えればいい。消えてしまいたい。膨れ上がる憎悪。この感情は他人を攻撃するものではない。分かってもらえないだろう。来てくれ、と言われたり、会社の人に良くして貰ったり、友人と付き合いが未だにあったり。全て、嘘臭い。俺やで?何もかも終わってる俺やで?大切な人の頑張りを無下に葬り去る事を言って相手を傷付けてしまうようなそんな最低な男で。もう、願わくば、誰とも関り合いたくないのである。だがそれも無理な話。そうなれば、飛び込んでいくのみである。やるべき事をやれていない焦り。パブリックイメージと現実の自分のギャップ、終わってしまったもの。殺してしまった人。たまに、全てが嫌になる時もある。