ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 週末なんで、メッセを立ち上げても誰もおらん。
  • 昔は毎朝微妙なパス交換をしていたおねえちゃんがいた。その人は毎朝俺が最初に乗る電車の乗り場付近にいる。いつもカッコイイ、オシャレな感じの人であるが、顔が幼いためきっと歳よりも若く見えているだろう人。働き始めた頃はなんか色々向こうがいつも俺が並んでいる列にある日突然並んだり、やられたらやり返すのが俺の流儀なのでリベンジしたり。明らかに互いを意識し過ぎていたようなガキっぽい朝のやり取りはいつしか影を潜め、今や単なる風景と化したお互い。そんな人と久し振りに隣になってしまった。私の想像を絶するようなセクハラ行為に耐えかねて最早同じ列に並んだりはお互いしなくなっていたのだが、俺は気分で列を変えるようになっていた。空いている所に並ぶのが好きなのだ。それで適当な事をしていると、そういう事になった。凄い、綺麗な人である。ブランド物のカバンとか下げたりして。この人と付き合う人は金が大量に要りそうだ、と思い乗り換えの駅で降車した。
  • 著しい花粉の量。今日明日が一発目のピークか。明日は花見に誘われたのだが、行かない。おいでよ、えっ、来ないの?と、散々言われたが、止めて置く。ラーメンを食べるから、という理由で。休みたい。
  • 上司連中丸ごと出張で仕事をする奴がいるはずもなく。ベテランの五十肩(あだな)が、普通に、寝に入っている。チーフと姐さんと喋ってたので姐さんに、五十肩、寝てるで、と伝える。姐さんはドラゴンボールで言う所の心を無にすることの出来る人。素早く後ろに回りこんで、手刀で脇腹を突き刺した!完全に不意をつかれ、「はうっ」、と、体がのけぞるほど飛び上がりながらも、「寝てない」とトボけながら主張し続ける五十肩。笑い転げる俺たち。酷い職場だ。
  • 週末昼明け一発目はお掃除。大嫌いなガンダムと同じ班なのだが、昼明けの始業ベルと共に、もう一人の人にトイレ行ってくるー。と行って去ってしまう。いやいやいや、先行けよ。もう一人の人はヘルニアである日突然冬眠に入って周囲を困らせる人である。そんなヘルニアさんも悪ノリする人で。水掛けたろ、とか言い出してトイレの戸を開けたら完全に使用中なワケで、ほっといていきましょう、と諌める俺。掃除を終え、戻ろうとする頃に急いで階段を下りてくるガンダム。「来週は一人でやってくださいねー」と軽くいなす俺。そうしてなんか殊勝げにしてたと思ったらいつの間にか知らんが一番早く席に着いているガンダム。そうしてヘルニアにだけ謝罪するガンダム。俺にはよう謝らんのか。ビビりが。
  • そんなガンダムは無駄にデカい声で電話をする。ハッキリ言って、鬱陶しいのだ。妖しい日本語を撒き散らす。俺とチーフが突っ伏して動けなくなる事もある。朝に電話をして、「いつお戻りになられますか?12時?まさか夜じゃないですよね?」アホか。脳冷やして来い。
  • よっちーことよちよち歩きが遂にさせんされてしまった!一週間の猶予期間があっただけで、異動は異動だったらしい。分かってはいたけど今日だと言う事を忘れていた。あっ、という間に終わってしまった。やはり誰の机を新しい机にするかで2時間、配置に2時間掛けるウチのバカ共とは違う。俺たちが以前いた所の近くに行ってしまった。こないだ電話した時、アホなメール、またくれよな、と言われてしまった。うっさいはげー、と答えて置いたが、さて。場所と配属が変わって、早く帰れるようになるから、メシでも行こうぜ、とも言われたが、見通しが甘いと俺は思った。残業、もっと増えるで、と言えば、それはないやろう、と返されたが。あんま変わらないんじゃないかと思う。引越の時も小柄な方なのにがっつりデカい荷物を持ってさっさと行ってしまった。手の抜けない奴。頑張りすぎだ。掃除してる時、奴は廊下の壁を拭いているのだが、俺たちが部屋から出てきた瞬間から凄い嘘臭い拭き方をするもんだから姐さんに「なんか小芝居始まったよ!」と突っ込まれて、うっさんくさいなー自分、と俺には言われ、照れ隠しににちゃぁっと笑うあのこ。手の抜き方を知らんのだ。俺が帰ろうとした時、仕事でこっちに来ていた。向こうの上司が話を詰めていて、ヒマそうにしてるんで、がんばってるやん?と声を掛けると、睨んでくる。そんな、きちゃない顔で睨まれても、と返すとこらえきれず笑ってしまっている。ギアの下げ方を知らんのだ。ギアの入れ方を忘れた奴と、ギアの下げ方を忘れた奴。あいつを見てて、単純に楽しいのと、人としてちょっと尊敬する部分と、微妙な感情が入り混じっている。