ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • ブツブツいいながら画面を睨みながら俺のゴミ箱にいつも自分のゴミ箱を敢えて持たない人が(みんなコピー用紙のダンボールをゴミ箱にしてるのだが、あんだけ紙消費してて箱出まくるのにゴミ箱作らないのはどう考えても「敢えて」だろう)ゴミを捨て、そんなん絶対気付かない訳の無い俺なので振り返りかけて全部は振り返らずに止めて(誰か分かりきってるし鬱陶しいけど喋りたくも無いし)、謝ってくるんも今度ゴミ捨ててくるから、と守りもしない約束を交わす男にいいえ、とだけ返し。疲れる。ただ何の感情もなく一切が流れて行く。危機感すら、流れて行く。チーフですら俺に話し掛けて来なかったから、余程ゴミのような顔をしていたのだろう。ひっきりなしに用事を詰め込み鬼の様に作業をしても、残るのは空しさと、溜め息のみ。フッ、と我に返り、チーフと顔を見合わせ、今後のお互いの身の振り方を話し、ぐったりする。ルールの無い仕事に、みんな疲れ切っている。みんなといて面白いけど、意味が無いもんなぁ、この仕事、と呟いてまた二人でぐったり。ぐったり。