ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

おもいでぽろぽろ

  • 高校の頃を何故か思い出している。酒が拍車を掛ける。好きな子がいた。授業は殆ど聞いていなかった。敵の中では眠る事も出来なかった。空気が悪いのでいつも窓を開けていた。窓の外に廊下があり、更に窓があった。たまに鳥が飛んでいくのが見えた。自由、に、憧れていた。恋焦がれていた。学ぶ事の何も無い学び舎で、眠るでもなく起きるでもなくただひたすらに俺は考えていた。何を?色々なこと。音楽。ここから逃げたいと言う事。外に目を向けようにも、中がうるさすぎて意識せざるを得なかった。シケた学校だった。京都人だらけの学校のつまらなさを想像して頂けるだろうか。あの窮屈さは万国共通な気もするが。古典文法を学び、数式をやらされるままに解き、化学式を暗記し、会う事も影響される事も未来永劫無い人間の生き死にを暗記し。それにどれほどの価値があるだろうか。それを続けた結果は、今の世だ。ためらいなく人が人を殺す国づくりだ。肝心な部分は何も教えてくれなかった。従う事を強いられ、従順にそれに従い、結果として得られるものもなにもなかった。人間的に豊かになれるわけでもなんでもない。そこを無視して話を進めるからつまらんのだ。ウチの職場は文部省に中指を立てながら生きてきたようなヘンな奴ばかりだ。常識があってヘンな奴が理想だ。ブッ飛んでいきたい。ああ。誰にもなりたくはないのだ。唯我独尊ではない。俺は俺でいたいだけだ。それは別に普通だろうと思う。常に、恋していたい、何かに憧れを抱いていたい、次元を高めたい。ああ、時間がやっと、動き出した気がする。
  • 色々なことがあった。大小様様、悲喜交々。色々あったが、色々あって、今、俺はここにいる。