ゆっくりいこう

自分の為だけに書いています。意見は聞いていません。

  • 5時から肉を喰らい、2時間後、店を出ても当然7時。もう一軒。外はバリ寒く、まるで世間の視線を一身に浴びている様。鬼の様に安い居酒屋を発見。しかも今風の内装ではないため、年末も押し迫った時期に、7人というこれまた中途半端な人数にも、至って即座に対応出来る程に空いている。ダラダラする。適当な時間を過ごした。他府県民が多いのにわざわざ京都まで来て貰う。なんか、若干、申し訳ない、感じは全くなく、烏丸まで送る。地下道を通る。別れを告げる。元来た道を戻る。地下道が閉まる瞬間とか結構レアな風景。無所属のおっちゃん対策なんだろうな。そういうおっちゃんをネタにした番組を先程チラッと見た。余り、好きではない。差別意識を感じる。他人の、「普通」でない部分を指差してせせら笑っているのを見るような、薄ら寒い感覚。それとは違う、冬の寒さを感じつつ帰る。仕方なく路上を歩く羽目になる。寒い。冬はリアルさを感じる。身が入る。夏は、思考を溶かす。それに対して冬は、思考を凍結させる。どっちでも一緒か。ミューズホールの前でたむろる訳の分からん女子共の群れを突っ切り、人気のいなくなった寺町通りと新京極を通過し。冬はなんだか、景色が澄んでいる。くっきりと見える気がする。
  • 人々は今年ももう終わりだという。何が終わるというのか。何も始まってはいやしない。