車体が揺れる

いつもの如く、京都縦貫道を爆走。

（法定速度遵守してまふ）

あまりにも風が強くて、車体が揺れた。

さながらそれは、Fカップの乳房の如く揺れた。

運転中、ここまでやまだかつてない（死語）危機を感じた事は、無かった。

自分1人ならまだしも、同行者がおるからなあ。

俺がギター弾くみたいな話が、

一人歩きして色んな人から言われる。

昨日か一昨日もしばらく弾いていた。

もう諦めたり、なんやかやどうでもいいはずなのに。

まぁこまい事考える前に、あのギターは俺にほんとにしっくり来る。

寄り添ってくれたり、叫んでくれたりする。

舞台に上げてやらな、あかんなあという気にさせよる。

音色のバリエーションも広くて、

太くて低いバリトンボイスから、金切り声まで、

何でも対応してくれる。

良い買い物をしたなと、思う。

消費でこころが満たされる事は稀なだけに、

より強くそう思う。

台風で空が荒れている。

荒天の記憶と言えば、旧東海道徒歩踏破の際の富士川だ。

蒲原宿辺りだったかなあれは？

怒号の様な濁流が押し寄せて居た。

しばし立ち止まり、雨の滝に打たれ。

500円のコンパクト折り畳み傘の柄はポッキリ折れたのもそこ。

その傘は未だに使っている。

効率的に物事を進めよう。

ツレの女性にそういう風に言うと、

大概悪い結果になる。

最初の彼女には指摘し過ぎた。

夢でうなされとった（笑）。反省した。

反省を踏まえて、別の人には

全く言わない様にした。

すると、どう見ても崖だと分かる様な所に、

嬉々として飛び込んでいくんだ。

言うのと言わないの、バランス感覚って大事やね。

1人が良いわ。ラクだし。

でも友達と話してたら、来年は

女性と巡り合ってるよなんて

言われたりして。

全く根拠のない言葉だ。

どうせみんないなくなるんだから。

しかし最初からそんなもんやと思いながら

付き合うなんて悲し過ぎやしないか？

グレイな空が心象とモグワイに良く似合う。

別にそんなに悲しいわけでも無い。

1日仕事疲れたねってだけだ。

再来月の異動位で、一人暮らしを

そろそろ実行に移そうかな。

経理のおねーちゃんは自分で自分の事を

天真爛漫とか言うとった（笑）。

あなた自由なだけだよ（笑）。

しかし、自由気ままで、好き勝手で、

猫みたいな人に俺はよく惹かれる。

落ち着きたいなあと思う。