愛着障害
扇風機を見に行こう& レジリエンスの本を読もうと京都ヨドバシへ。
本屋を徘徊してて見付けた本。
「ん?愛着障害?」聞き慣れない言葉だなあ。パラパラ。
ほうほうなるほど‥あ、これ一番知りたい事だな。
ガキの頃愛されなかった自分みたいな人を、結構細かく分類してる。
凄い当たってる。占いじゃねぇけど(笑)。
分類方法があって、なんか何問かの問いに答えていくスタイル。
巻末にあるんだけど、調べたらネットにもあった。
愛着スタイル診断
http://attachmentdisorder.xyz/
あなたの診断スコア A 安定型 4 B 不安型 14 C 回避型 12 15以上 非常に強い
10以上 強い
5以上 無視しがたい要素
あなたのタイプは・・・・
恐れ-回避型
不安型、回避型スコア>>安定型スコア
愛着不安、愛着回避とも強く、傷つくことに敏感で、疑り深くなりやすいタイプ
これは夏目漱石と同じタイプらしい。
人間嫌いの癖に人を求める、みたいな事書かれてた。「癖に」て(笑)。
書いてなかったらすまんです。
で、色々なタイプで分類するんだけど、
結局は、恒常的に愛情を注いでくれる人を見付けるしかないそうだ。
やっぱりか。漠然と考えてた事が答えだったんだな。
数ヶ月というボーダーラインが俺にはある。
試したり、怒ったり、こついたりしてしまう。
信頼しきるまでもう少し、という所でいつも別離が来る。
俺が酷すぎるのかも知れないが。まあでも良く死にもせず生きている。
本屋で、もしこの通り悩んでいるのが俺の親友だったらという体で考えてみた。
なんと彼にアドバイスするだろうかと。
- 夢を持てないのは、音楽であんたなりに一生懸命やって傷付いたからだろう。
打ちひしがれている。それだけ必死だったんでしょう。 - 目標を持てないのは、他人のために尽くしきってきた証左でしょう。
- あなたを敗者等という奴は捨て置け。
やりたくも無い仕事を誰かのために、
身と心をボロボロにしながらも、
また不得手であっても興味が全く持てなくても
やってきたなんて、凄い事じゃないか。
自分のためだけに好き勝手生きている奴より頑張っている。
ゴチャゴチャ言ってくる奴が居たら俺が殴り飛ばしてやる。
自分で、自分を支える。
ピエロの様な、愚かな行為‥?私には頼る人も何も無いのです。
そうやって自分を奮い立たせて慰めて生きるしか無いんです。
どうせ誰も分かってくれない。絶望から、希望が生まれそうになって、
それでもいつも夢が潰えてボロボロになって。それでも死なずに生きている。
何故そうまでして生きるのか。これはあの人にも言われた気がする。
分からない。そんな高尚で小難しい事、俺には分からん。
ただ、生きるという道を選ぶのであれば、
よりよく生きたいと願うのは自然な事では無いだろうか。
ナンバのひっかけ橋でナンパでもしてこようかな。
やった事無い事をやってみよう。
その内変な奴、甘えさせてくれたり面倒見てくれそうな
(経済的にでは無い)奴も居るかも知れん。
婚活でも妊活でも何でもやったろうやないか。
‥昼過ぎまでは相当気分が荒んでいた。
いつも外回りと称してサボりに行く久御山のイオンに母と妹を連れて行って、
帰ってまだ夕飯の買い物に出掛けて、義務を全うして疲れた。
その後にヨドバシに出掛けて、というかイオンで既にアホガキ連れた馬鹿親に辟易してて、
「どけ」
「後ろ見ろお前の所為で道詰まってるねん」
「考えろアホ!!」
「分かれや!」
「空気読め!」
「ガキ野放しにすんな邪魔じゃ蹴るぞ俺の税金で子供手当て出てんのやろ!」
「泣き喚くガキをなんとかせえよ!タオルあてがえよ」
「だからそのうるさいのを通路側に出すな!壁際歩け!」
「そのエグザイル気取りの馬鹿な格好、存在だけで恥さらしやな何考えて生きてるねん格好ええと思ってんのか所詮人真似ばっかでさ」
「そのなんちゃってセレブ的服装もファッション雑誌の鵜呑みやろ」
「どや顔で『どうやわし等は正常やから、相方が、子供が居るねん』か?俺への当てつけか!」
一事が万事こんな状況。マナーも何もない。ムカつくもんはムカつく。
心の中でイライラしっぱなし。煩悩は尽きない。人間だから。
で、決して私を裏切らないのは激烈な音楽だけなので、
激烈な音楽に浸っていると、落ち着いてくる。
こんな風に過剰に反応している時、過剰反応しとるな、と、
ふっと気付けたら、こっちのもの。
一歩引いて見る。苛烈な怒りを撒き散らしている自分を、遠目から見る。
それをアホらしいとかなんやかや否定しない。
「そっか、ムカついとんやな、おつかれ」
「自分ばっかりなんでこんな目に遭ってんねんって、ムカつくよな」
「でもまぁ、またゆっくりいこうぜ」
自分で自分をなだめる。私は孤独だ。でも独りでは無い。
友達の救いを経て通常に戻れたならば、後は独りで闘える。
ヨドバシの大垣書店で愛着障害の本を読む前に、なんかの本をパラ見。
マイペースでゆっくりじっくり行ける人が一番強いって。
それ、おれ。
アラフォーの面倒見の良い紅茶好きな女性と付き合いたい。
とか言ってるウチに俺もアラフォーやな。
おじいちゃんに向かって走れ俺。
本が読める気候で良かった。
ずっとこんなだったら良いのに。